2008年10月30日ドラフト会議
待ち遠しくて仕方ない。
個人的にはタツノリ二世と言われている東海大相模高校大田泰示
くんが注目株だ。高校通算65本塁打を誇る右のスラッガーは、50メートル5秒8の俊足も併せ持つ逸材だ。子供のコロ、巨人の原監督の野球教室に行ったこともあるという。
僕はテレビ神奈川で、甲子園の神奈川大会予選の大田選手の勇姿を見て以来の肩入れしている。
200%いつか大リーグに行く器だと、僕は思っている。
背は高いが、しなやかな細身の体で、右に左に撃ち分ける長距離バッター。
決勝で慶応の投手から撃ったホームランは芸術級だ。そのフォームの美しさ、スナップの強さはこんなの見た事がない。
さらに、主将としての重責も、こぼれるような白い歯を見せながら、仲間をもり立てて行く。まさに「兄貴」だ
東海大相模高校の野球場に彼の調子を見に、足を向けたがいつも、すれ違いで、「大田さんは今、広島の実家に里帰りしています」礼儀正しい後輩が教えてくれる
まるで、自分のやっている行動はスカウトマンみたいだ。
もうすぐ、ドラフト会議。一週間前、奇跡が?起こった。
車を止めて、僕が仮眠して、目を覚ますと、目の前に大田くんが学友と立っているのだ。
「大リーグに絶対、行ってください」
僕は唐突にそんな言葉を言ってしまった
恥ずかしいそうに大田くんは笑った。でも、いつか行く気、十分のような気がした。サインも図々しくもらった。
プロに進もうが、大学に進学しようが、大リーグに行こうが、大田くんを
僕はずっと応援しようと思っている。
勘でしかないが、大田泰示くんは日本球史に残る大選手になると思うし、なって欲しい。
野球界の「高倉健」これが僕が勝手に名付けた。
野球を見るのが、来年は楽しくなりそうだ。
動画は高校生活最後のホームラン。ホームランの弾道もそうだが、撃った後の投げたバットの軌跡が格好いい。