2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「笑う警官」

ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァルによるスウェーデンの警察小説「マルティン・ベックシリーズ」の第4作 (柳沢由美子訳)読了。帯は僕の高校の後輩の作家の今野敏さんが書いている。どうも バスの乗客の大量乱射事件の後からのこの小説の面白さが理解…

アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男

アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男 (岩波現代文庫) 文庫読了。ヨッヘン・フォン・ラング (編集), 小俣 和一郎 (翻訳) 戦後アルゼンチンを逃亡していたユダヤ人大量殺戮のキーマンアイヒマンをイスラエルの情報機関モサドが拘束。 アイヒマンがイス…

ナイツ塙くんの著書「言い訳 関東芸人はなぜM-1に勝てないのか」   山里亮太 天才節!

読了。これは演者しか書けない画期的な漫才論であり、M-1の敗者だからこそ書けたM-1論。エピローグの章は小説を読んだような感動さえ覚えました。山里亮太さんの突っ込みは子守唄のようであり、山里さんは天才であると書かれていました。これには甚く、同感…

神奈川県民ホール山下達郎さんのライブ

の後、達郎バンドのドラマー小笠原拓海くんと道産子コンビ。 達郎さんの肉声、衰えず。 医学的見地から声帯を一度、精密検査してみたい。

刑事コロンボ 徹底解剖 その1

は僕にとって、シャーロック・ホームズ、アルキュールポアロ同様、癒しの刑事。 JFN PARK 植竹公和のアカシック・ラジオのゲストは「刑事コロンボ完全捜査ブック」「刑事コロンボ読本 」などの著者町田 暁雄さんをゲストに何度も再放送が続く、刑事コロンボ…

毎年恒例の山里亮太の大140」~いざ、2019夏の天王山!

日本一の仕事量をこなし、一気呵成に2時間半のステージをたった一人でカンペなし、休憩なしで喋り倒す。最初から最後まで笑の量が高所安定。滑りなし。 一体、いつ、これほどのネタを頭の中に仕込んでいるのか? お笑いモンスターだ。(この人、芸人でなく…

小林信彦 山田太一 それぞれの八月15日

1945年。こんな時でも夏休みはあった。 作家小林信彦(1932年生まれ)は疎開先にいた。 8月8日広島の敵新型爆弾の記事は驚くほど小さかった。 いよいよ終末が来たと実感した。 新型爆弾について「朝日新聞」特報(号外)には8月11日「横穴式防…

鰻屋で待ち時間 場持ちがしない

夏、暑いので鰻を食べたい。 しかし、店に入ってからのあの待ち時間の辛抱がきかない。 とっくに焼きは仕上がっているのじゃないの? まるで、開演時間が来ても客をもったいぶって待たせた60年代の海外大物ロックミュージシャンのように思えてくる。 遅延…

 8月12日の今日は坂本九さんの命日

8月12日の今日は坂本九さんの命日。 坂本さんは自民党市議選の応援のため、大阪行きのジャンボに乗りました。マネージャーの小宮さんも同行。 日航機に乗る直前、ジャズピアニスの世良譲さんがちょうど、沖縄から羽田に着いて食堂にいました。坂本さんは…

採譜&アレンジのプロフェッショナル川口晴子さん

先日、ライブの合間に採譜&アレンジのプロフェッショナル(すでに400曲以上の採譜 編曲を手がける)の に、最近の楽譜事情をお聞きしました。 今や、楽譜のほとんどの売り上げはネットでのダウンロード。紙媒体の売り上げは大幅に減少しているそうです。…

一人一口笛運動!

信号待ちしていると、後方から<口笛>の音が軽やかに聞こえてきました。 その口笛の主は信号が青になると、ボクの右側を吹きながら追い越して行きました。 年の頃、60代後半の男性。やはり、この世代か。 最近、子供が口笛を吹いているのを見たことがない…