当時の雰囲気を味わおうと、わざわざ取り寄せた。
国会は官僚の汚職問題で騒いでいる。
この小説も民間会社との官僚の汚職問題がテーマだ。
官僚接待が今と違って日常的に行われていたことが小説を読むとわかる。
福岡で料亭の従業員と心中した?若手官僚。
官僚の遺品から名刺が出てくる。
それには自宅の住所まで書かれている。
当時はそういう名刺を官僚は普通に使用していたのだろうか。
その場合、より汚職はスムーズになるわけだ。
図書館で借りるもどちらも難敵な2冊。チャイコフスキーをかけて、読書意欲を鼓舞するも、頁がなかなか進まず。
いつものように10冊借りてきて、ハズした場合のことを予測すべきだった。
しかしながら、本には罪はない。
本と自分の相性の問題。