2008-01-01から1年間の記事一覧

21世紀の笠 智衆

今回、アカデミー賞主演女優賞は「エディット・ピアフ/愛の讃歌」のフランス人女優、マリオン・コティヤールが受賞。フランス女優の受賞は1960年のシモーヌ・シニョレ以来。 この映画の配給会社ムービーアイhttp://www.movie-eye.com/の宣伝戦略を一役…

♩活字をちょうだい

2月3日豊崎由美・大森望コンビの「文学賞メッタ斬り」2008年度版のトークショーに、大雪の日に紀伊国屋ホールに行く。 こんな日に来る人、「本当にあんたも活字が好きねえ」と言いたくなる(笑) 芥川賞作家長嶋有さんと直木賞作家の石田衣良さんのお2人…

肉体は無言で語りかける

昨日 見た。 精悍である。 そぎ落とされている贅肉。 尻の筋肉がカモシカのように上がっている。 それはお尻がすっぽり、上着の後ろの裾に隠れていることでわかる。 政治家というより、アスリートの体型である。 日本テレビの「世界仰天ニュース」に出演依頼…

大人ごっこ

「岡田監督は、「ガソリン税」関係で話題に上った「つなぎ法案」じゃないけど、「つなぎの人」という印象を拭えないね。厳しいけど。・・・・点が入ったときも表情に出さず見ててつまんない。」 僕も「オレたちひょうきん族」でお世話になった元フジテレビの…

お腹いっぱいテレビドラマ

「Lの世界」、これが今、話題のテレビドラマ。見ました。 Wikipediaによりますと、 「『Lの世界』 (えるのせかい) はアメリカ合衆国発のテレビドラマで、レズビアンやバイセクシュアルの女性達を中心に据えて、その生の有様を描く群像劇。原題は 『the L w…

「すべらない敬語」(新潮新書)についてラジオで話しました

1月29日収録したラジオ日本「梶原しげるのラジカントロプス 2.0」で、梶原しげるさんのしゃべりに僕が合いの手を打ってます。今日、昨夜オンエアでしたが、インターネットラジオでも24時間聞けます。そして、podcastでも聞けます 「すべらない敬語」(…

ちょっと好きな話 ジミー・ペイジ記者会見

これはサンケイスポーツさんの記事をお借りしました。 この通訳さんの計らい、お茶目だなあと、ほくそ笑んでしまいました。レッド・ツェッペリンは僕の最も敬愛するハードロックの音楽家です。 なんたって、曲がメロディアスであり、ジミーペイジのリフが恰…

姫野議員と三島由紀夫

姫野由美子議員の「姫の告白」が出版されました 内容は興味がないのですが、この本の装丁が僕が今まで 購入した本の中で、最も見事な装丁であると思っている三島由紀夫さんの「仮面の告白」 (新潮文庫)の装丁のパロディになってことでした。 三島由紀夫さ…

饒舌な小説と音楽

谷崎潤一郎さんの「痴人の愛」をあらためて読んでいますが、これが山田詠美さんの「ひざまずいて足をお舐め (新潮文庫)」と相通じるものがあり。 時代も違い、方や谷崎さんはM的、山田さんはS的な主人公を延々と 描写する。これはもう、ストーリー展開がどう…

夜の仕事師の本

随分前の本ですが、麗士さんというホスト王の本によると、女性客の情報を1分以内に得るのが、ホストの鉄則なんだそうだ。 この本、女性研究本版の芥川龍之介の「数珠の言葉」。目から鱗のことがたくさん得られます。巷にあふれる奇麗ごとの恋愛指南本より、…