松井秀喜の背中



自分は野球選手の中でも現役を眺めると松井秀樹が圧倒的に
好きである。
朝から、メージャーリーグのリアルタイム観戦。
仕事ができず、困る
高倉健長嶋茂雄千代の富士
健さん、松井以外は全員、ご本人に会った。
みんな好きなプレイヤーだ。
背中だ。
背中の大きさが好きだ。
おもわず、平手で叩いて、どんな音がするか
聞いてみたい気がする
長嶋なんてまるで土壁みたいにデカい背中だった。
TBSのブロードキャスターを僕が作家をやっている時に、レギュラーで出演して
おられた。
長嶋を送り出すとき、背中を送る感じになる。
千代の富士もそうだった。
彼が貴乃花に負け、引退を決めた日のナレーションは僕が書いた。
なんか、書くのが嫌だった。
同郷のよしみもあるし、書くのがつらかった。
機嫌よく、千代の富士は出演し、本番後、送り出しのとき、岩のような背中に
「お疲れ様でした」と声をかけた。
テレビでしか見たことがない松井の背中もデカイ。
背中がバットを振る迫力。

甲子園の熱戦が終わった。
今でも松井は野球の夢を多々見る。なぜか、星稜のユニフォームでバッター振っている夢を見る現役野球少年だ。
少年時代、父の投げる球がコントロールが悪いので38000円のトスマシンは購入させた。しかし、その後、松井はメージャーに行きを決め、父に38000円の元をとらせた(笑)
子供の頃、ホームランを甲子園で打ったイメージで部屋を廻っていた松井。
1992年明徳と五打席連続敬遠、終わってチームメイトと六甲山で夜景を見て、
松井は部屋で一人で泣いた。このことは報道されていない
彼の愛読書だったドカベン山田太郎がアイドル、彼も甲子園で偶然にも5打席連続敬遠。相手は江川学園
最初、ヤンキースは三年契約を提示。巨人との連携があり、三年後、ヤンキースから断られたら、他のメージャーと契約できない契約。巨人に行くしかない。
がんじがらめの巨人の根回しだ。
こんな約束を提示してきた。
しかし、松井はこれを断った。
ヤンキースは態度を変えてきた
そして、松井は今、自分の狭い部屋ではなく、
メージャーのデカイ球場を化粧回しのようにデカイ背中で
ホームランで1周する。
※ 敬称略