正しい暇つぶし映画


  アメリカのホラーもので、美人女子大学生がキャーキャー言うシリーズというのが
ある。チアガールとか、弁護士を目指してるガリ勉とか・・・なんか、うまいことやっている女子大生がいろんなひどい目に会う。
 中でも、「「クルーエル・インテンションズ」のシリーズは僕にとってハリーポッターシリーズより、大好物。
 「なわけないだろう」というご都合の筋書きながら、つい、ポテトチップスのように手が届き、見てしまう。
 調べてみると、1782年に出版されるや、好色本として物議をかもしたラクロの『危険な関係』。映画作家のイメージをくすぐる素材であり、これまでに3度、映画化されてきた。最初は1959年、本国フランスのロジェ・ヴァディム監督が、ジェラール・フィリップジャンヌ・モローを主役に現代劇として映画化した。その後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが舞台化。1988年、この戯曲を書いたクリストファー・ハンプトンが脚本を手がけて、イギリスのスティーブン・フリアーズ監督が2度目の映画化。グレン・クローズジョン・マルコビッチ、ミッシェル・ファイファー、ウマ・サーマン、キアヌ・リーブズらを配したこの作品は、3部門でアカデミー賞に輝いた。次は1989年、ミロシュ・フォアマン監督、コリン・ファースアネット・ベニング、メグ・ティリー主演による『恋の掟』。4度目の本作『クルーエル・インテンションズ』は、舞台は現代のニューヨーク、残酷な恋の操り人である主人公はティーンエイジャー、とラクロもびっくりの、それでいて妙にうなづける設定である。
 このクルーエル・インテンションズ見ていると、アメリカの学生に編入したくなる(笑)
真っ青な空、輝く太陽、パーティの日々、美しい男女・・・・日本の大学生活と比べると
浅草花やしきとディズニーランドくらいの差があるように見える。
ただし、今回の「クルーエル・インテンションズ 3」Cruel Intentions, 1999, ロジャー・カンブル監督 のヒロインはいただけない。
クリスティーナ・アナパウって子だ。
それまではヒロインはプレイメイトばりの子だったのに。今回は。
彼女の出演作は
2000年 Hな彼女の見つけ方 マシューの童貞卒業物語(米)
2004年 クルーエル・インテンションズ3(米)

 前作が「Hな彼女の見つけ方 マシューの童貞卒業物語(米)」だもの(笑)
この「クルーエル・インテンションズ」シリーズから何人かスターが出ているが、このクリスティーナ・アナパウは松本ちえことか、昔よくテレビに出ていた銀座のクラブの純子ママ似なのだ(笑)
とても主役を張るフエースではない。
 キングコングの昔から、ヒロインは憧れのフェースの女子と決まっている。
 でも、「暇つぶし映画」としては「クルーエル・インテンションズ」は最高。
スターウオーズシリーズくらいやり
続けほしい