ピーター・ファレリー監督映画「グリーンブック」DVDでやっと鑑賞。気持ちのいい佳作だ。
見終わって、この監督は60年代のヒットソングで綴るマーティン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」のような映画にしたかったんだと思った。
カーラジオで当時のヒット曲を差し込んで行くテンポが「
」に似ているし、選曲の色も似ている。
但し、選曲は「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシ監督ののセンスの良さには及ばない。
マーティン・スコセッシ監督は、ザ・バンドの「ラストワルツ」に始まり、数々の音楽ドキュメントを監督して、そちらも素晴らしい作品ばかり。音楽愛を感じる。
アメリカ映画には音楽選曲のプロがいるが、ボクもやってみたい仕事だなあ。
その「グッドフェローズ」はボクが年に何回も見る大好きな映画。
覚えているでしょうか?
BARの宴会の席で、主役レイ・リオッタの一言が相棒ジョー・ペシがバカにされたと勘違い。
徐々に怒り怒り心頭、よもやレイ・リオッタを拳銃で殺すかもしれない沸騰点へ!
そんじょそこらのホラー映画より怖いシーンがある。
結局、それはジョー・ペシの悪い冗談で一同、大笑いして決着する件。超リアルなシーンだ。
実は、ジョー・ペシがその威嚇するシーンはアドリブのドッキリ。何も知らないレイ・リオッタはジョー・ペシのアドリブに合わせて、演技を続けたという。
つくづく、アメリカの一流の俳優は上手いなあと思った。
何しろ、ボクはこのシーンが大好きで酒席で、Goodfellas好きの友達の前でこのジョー・ペシの物真似を何度もやったことがある。
ジョー・ペシの物真似はとても、難しいので全然 似ていない。
しかし、いつかは物にしてやろうと思っている。
そのシーンはこれ!
https://www.youtube.com/watch?v=Pfcy15ZUE2c