今、僕が注目している日本人ソウルシンガーのライブ
に行って来た。2013年10月11日（金）会場：代官山LOOP
「Nao Yoshioka Live in Tokyo presented by SWEET SOUL RECORDS」
まだ、お若いのに、６０年代７０年代のソウルシンガーのテイストを持ち合わせたシンガー！
事実、サムクックやアレサの歌もカバー。
技術的なことはもちろん、それより、本当に歌が好きなんだという＜歌愛＞が伝わって来た
今、歌が巧すぎる人が敬遠される時代だ。
リスナーが自分の方に寄せて聞こうとしている。つまり、自分も歌える歌ばかりがヒットする。これは純粋な意味で音楽の評価とは違う。本来、お金を出して、買う音楽は自分には決して歌えない歌や楽器のプレイなのではないだろうか。落語でも漫才でも歌舞伎でも、芸にお金を払うというのはそういうものだと思う。
親近感という印籠の元に、正月に集まった親戚の前で歌う子供の歌のようなプロの歌が今、氾濫している。
いい加減、「◯◯ごっこ」の音楽ばかりではなく、日本の音楽シーンも歌が巧い人も正当に評価されるようになって欲しい。
途中でテンポが変わるこの曲が特に格好いい！Nao Yoshioka - Make the Change
https://soundcloud.com/sweet-soul-records/nao-yoshioka-make-the-change
Nao Yoshioka さんの１１月待望のデビューアルバムリリースされますhttp://bmr.jp/news/86874
今回のライブ、バンド＆コーラスも良かった！
