(Blue Magic)
1972年、ペンシルバニア州フィラデルフィアで結成されたR&Bヴォーカル・グループ。
オリジナルメンバー
「Wendall Sawyer」
「Vernon Sawyer」
「Richard Pratt」
「Ted Mills:Theodore Mills」
「Keith Beaton」の5人
但し元「Delfonics」のメンバー「Randy Cain:1945/5/2--2009/4/9」が結成をサポートしますが、本人は参加していません。
アルバムは1973年から1989年にかけて米国で4枚(R&B:6枚)がチャートイン、1973年の「Blue Magic」が45位(R&B:4位)、1974年の「Thirteen Blue Magic Lane」が50位(R&B:9位)、などを記録。フィリーソウルでは地味な存在でしたが、メンバー変遷もなく1976年まではR&Bチャートの常連として活躍、以降も散発的ですがR&Bチャートなどでヒットを記録。ローリング・ストーンズのアルバム「It’s Only Rock n Roll」の「If You Really Want To Be My Friend」で何故かバックコーラスにも参加。
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1974年発表のデビュー作。プロデューサーにノーマン・ハリス、MFSBをバックにシグマ・スタジオでレコーディングされたフィリー・ソウルの決定盤。
リード・ヴォーカルを担当するテッド・ミルズのファルセット・ヴォイスと美しいハーモニーが魅力。このアルバムの何が素晴らしいのか。それはもちろんテッド・ミルズのスウィートでドリーミーなファルセット・ヴォイスと華麗なコーラスにあるのはもちろんなんですが、やっぱり音楽好きはバックの演奏に注目。フィリーの本家、フィラデルフィアのSigma Sound Studios(シグマ・サウンド・スタジオ)にて録音・・・とくればMFSBですね~。プロデュースはMFSBのギター、ノーマン・ハリス。ノーマン・ハリスは3曲も楽曲提供してます。ドラムはアール・ヤング(もちろんMFSBのメンバーです)。フィリー・スイート・ソウルの決定版「Sideshow」は涙モン。デビューシングルの“Spell”や“Stop to Start”等は、フィリーならではの甘酸っぱいソウルを体験させてくれる。Vince Montana(ヴィンス・モンタナ)がアレンジを手がけた“Answer to My Prayer”も、珍しいタイプの気持ちいいミドル。ファルセット・ボイス、ハーモニー、ストリングス、完璧です。
スタイリスティックス
エアリオン・ラヴ
ハービー・マレル
ジェイソン・シャープ
リード・シンガーとしてマンハッタンズ、テンプテーションズでも活躍したバリントン・ボー・ヘンダーソンが新加入しました。ハービー・マレルは体調の都合で椅子に座ったままの出演でした。
旧メンバー
ラッセル・トンプキンス・ジュニア
ジェイムズ・ダン
ジェイムズ・スミス
ヴァン・フィールズ
ハロルド・イーバン・ブラウン