今年も大銀座落語会に行ってきました。
皆勤賞であります
「Cブロック」
第1部 柳家花緑vs渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰の会
コント赤信号、三人それぞれ、落語がうまい。ナベちゃんが時そば、石井くんが「ないもん買い」、小宮くんが
「青菜」
そして、なべちゃんの時そばはこれで三回見た。
コント赤信号による往年の暴走族のコントが見られたのが、今日のお客さんのラッキーなこと。
1980年(昭和55年)、フジテレビ「花王名人劇場」でテレビデビューで彼らはこのネタをやった。
この「アニキー」のコントを見ると胸が熱くなる。
このとき、僕は現場で見ていた。京都花月劇場だった。
楽屋裏の通路に島田紳助さん、竜介さん、のりおよしおさんもいらした
吉本のキラ星候補がギラギラしていた。
僕はコント赤信号と東京から来たので、なんかアウエイに来ていて、怖かった。
通路を通るのに彼らにガンを飛ばされているような気がして、タダならぬ雰囲気だった。
収録終わりで、演出の澤田 隆治さん(てなもんや三度傘、スチャラカ社員、「花王名人劇場」の
産みの親)に接待していただいた。石井光三社長もおられた。澤田さんはとても優しかった。
暴走族のコントを見ながら、そんなことを思い出した。
第2部 清水ミチコ オンステージ
いやあ、これがもう芸術品。
ユーミンの「卒業写真」なんて、あきらかに「70年代の荒井由美の頃のバージョン」で完コピー
あの心細い歌い方、緻密にコピーされ、もはやこれは「物真似」の域を超えている。当時のユーミンの姿が完全に蘇えった。アーカイブのユーミン。綾戸ちえなどで笑わせる物真似と、このユーミンのように、恐山のイタコ状態の物真似の緩急が凄い。ユーミンを聞いて、73年に渋谷ジャンジャンでユーミンのライブを見たことを思いだし、涙腺が緩んだ。客は30人。この時の連中がほぼ、ユーミンの初期の頃の青田買いファンだったと思う。
第3部 春風亭昇太の会
コント赤信号の落語の押して、時間がない。しかし、時間と戦いながら、30分 猛スピードで彼の新作落語の18番を三作連続演じきった。途中でウーロン茶を給水しつつ、まさにトライアスロン落語。
終了後、楽屋で挨拶後、顔なじみの制作会社CAL、アド街スタッフチームと会食。
酔いも手伝って、僕は「春風亭小朝さんは三遊亭円朝を継いでいただきたい」と自論を勝手に話し、いい気分。
11時近くなり、ラサール石井くんも参加。
なんでも連日、出演した芸人さんの豪華な打ち上げがこの会はあるという。
春風亭小朝さんらしい粋な計らいである。
銀座では今回で落語会はファイナル。
来年からは地方で会を開くという
来年は宮崎だ。
東国原知事、またもしてやったり。
7月26日コント赤信号の渡辺くんの事務所で、イラストレーターの山崎杉夫くんを紹介。「新人コント大会250回SP」のチラシの打ち合わせ。思ったとおりに山崎杉夫くんの描いていたきたイラストが格好よく、マネージャーさんもびっくり!