コント赤信号の渡辺正行くんと28年続けて来たラ・ママ新人コント大会 が渋谷発の若手芸人の発信基地とすると、北鎌倉お坊さんアカデミー(円覚寺佛日庵)はお笑いの伝統と最新の笑いのコラボレーション場である。
若手芸人,例えば、バイきんぐのようなグループがが古典落語の人と競演する機会ってない。
寄席にはコント、漫才という色物があるが、今の若手芸人はほとんど寄席とは無縁の場ライブハウスを舞台にして、落語さんの笑いに接することがない。
また、落語家さんも寄席の色物さんの芸人にふれても、いわゆるライブハウスの若気芸人の芸にふれることはない。
この交流がないのはもったいない。両方が刺激を受け合うことは大切だ。北鎌倉お坊さんアカデミー(円覚寺佛日庵)はそれを実現できる場だと思ってやっている
さて、今回は噺家同士の組み合わせだが、実はこの組み合わせ、今回が初めて。立川志の輔&桂竹丸の会は盛況につつがなく終わった。我々は同じ時代にそれぞれ、立川志の輔師匠は明治の落語研究会、桂竹丸師匠は駒沢大の落語研究会、僕は法政の落語研究会に在籍していた。明治の渡辺正行さん、小宮さんも落語研究会、立川志の輔師匠の上に、三宅裕司さん、やや僕らの下の世代に東海大学の落語研究会の春風亭昇太師匠がうごめいていた
桂竹丸師匠の出番前、彼の目つきがいかに悪いかを熱弁し、彼を紹介。お笑いのみを追求した新作落語は人生幸朗・生恵幸子パターンの歌の歌詞に突っ込む落語でお腹がよじれるほど、お客様が笑った。
一部から北鎌倉お坊さんアカデミーは笑いの臨界点まで達し、中入り、そして、立川志の輔師匠登場前に僕は「ためしてガッテン」の裏番組「笑ってコラえて」を僕がやっているのでいかに、「ためしてガッテン」が視聴率を脅かして困るかをグチって立川志の輔師匠をご紹介。立川志の輔師匠はマクラから、つかむつかむ、そして「八五郎出世」で笑いと涙を誘う熱演。
エンディングに林家木久蔵師匠も登場し、林家木久蔵師匠の音頭でお手を拝借!本当に今日のお客様は素晴らしいお客様であった。
楽屋袖で、その笑い声を聞いているだけで、笑いの仕事をしてきて良かったとプロデューサーとしては僕は思った。
ラ・ママ新人コント大会 の舞台袖でも同じことを思ったもんだ。
終わった後、NONA REEVESの西寺郷太くんhttp://www.youtube.com/watch?v=fiGPnhXkxI0やBSフジの局長立本さんやアド街ック天国の演出家の山崎徹くん、僕の友人の臼井さんや金井さんの奥さまとそのお友達もいらしてくださった。
僕が司会をしている時、友人の大住くんや金子くんの顔も確認(目立つ)
その後、「茶寮 円」http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140401/14000231/にてお疲れさま会。演者さんの立川志の輔、桂竹丸、林家木久蔵師匠も酒が進み僕やご住職やスタッフと掛け合い漫才会話が続いた北鎌倉の夕暮れ時であった。