「笑点」の20年後の司会者を勝手に予想

 これは予想ではなく、実は希望であります。
僕はこの人しかいないと、勝手に思っています。
笑点」のスタッフの方に対して、失礼とは思っておりますが、身勝手な希望であります
。こんな風になったら、僕は絶対見ると思っているのです。
さらに、「笑点」は変わると思ってます。
充分、承知しています。何故、「笑点」がずっと高視聴率を維持できているのか?
僕の友人の作家佐藤かんじくん(東海大学落語研究会出身で、春風亭昇太くんの大学の先輩)も「笑点」の若手として(と、言っても51歳だと思います)、高視聴率を大先輩作家陣(チーフ構成作家遠藤佳三の皆さん)と、高視聴率のキープの台本を書き続けていること。職人です。
さらに、その大喜利の伝統を辺に新しく崩さないこと。時節は取り入れても、笑いの軸は伝統を守り続けていること。
僕みたいな部外者が、つぶやくことではないのですが、20年後の司会者は「伊集院光」はどうでしょうか?
僕は実は長期に渡って、TBSラジオの伊集院光さんの「深夜のバカ力」のpodcastingwのヘビーリスナーになっています。その結論なのです。
この人の常軌を逸した言葉の比喩は常軌を逸してながら、その比喩しかない!というピンポイントをつくのです。
この人は現在、僕が個人的には「笑い」の偏差値を、笑い好きの男子のリスナーの鑑定に仰ぐとすると、マサチューセッツ工科大学主席級のラジオ王だと思います。
最近、「深夜のバカ力」のpodcastingではピンで話していますが、やはり、サードメンの方々がいた時の方が、その連射の突っ込みは息ができないほどのおもしろさです。
話は「笑点」に戻ります。
あの番組は落語界という伝統との兼ね合いもキャスティングには条件になってきます。ですから、誰でもなれるポジションではないことはわかっています。
伊集院さんは実は三遊亭楽太郎さんの弟子でした。
この引っかかりが、条件をわずかながら満たしているのです
彼があの突っ込みで、ボケる噺家さんをどう料理するのか?見てみたいのです
この提案は先日、飲んだ席で、くりーむしゅーの上田くんに話しました。
実は彼がリスペクトしている芸人さんの一人が奇しくも、伊集院さんでした。
上田くんは「伊集院さんはテレビでは10分の一しか、わざと?力量を出していない、セーブしているのか?」
僕もそうおもっていました。
おそらく、あのラジオのパワーはまんまテレビに出して、どう映るのか?
僕らみたいな「濃いお笑い好きの男子」以外の視聴者にまんまぶつけたら、どうなるのか?
その辺を計りかねて、伊集院さんは怖いほどに慎重にピッチングしているのでは?と。
伊集院光という天才の悩みです
今は復帰したのでしょうか?
伊集院さんが病で声が出なくなり、ピンチヒッターで浅草キッドがMCをやっていました。
そもそも、浅草キッドの発言の中の節々に、伊集院光のラジオ王賛歌を聞き、水道橋博士の鈴木秘書くんに伊集院さんの音源をダビングしていただき、聞き出したのが、こんな「笑点司会者伊集院案」を考えたキッカケです。
20年後の僕の希望であります。
三遊亭の流派の伊集院光さんの「笑点の司会」を見てみたい。
ちょっと、「笑点」の型を破壊するかもしれない。
でも、「笑点」がなおも時代と寝ることができるかもしれない?
勝手なことを「笑点」関係者の方、書いてすいません。
伊集院さん、早く治して復帰してください