2019-01-01から1年間の記事一覧

オードリーヘップバーン

今 発売の漫画ビッグコミックが陛下の顔が表紙で驚いた。 時代の変化なのだろう。 漫画ビッグコミックのホイチョイプロダクションズの映画エッセイが面白い。 今回はヘップバーン特集で、デザイナーのジバンシイ、映画衣装デザイナーのイーディス・ヘッドと…

ドラマ「岸辺のアルバム」

ドラマ「岸辺のアルバム」 1974年 山田太一脚本 杉浦直樹 八千草薫 国広富之 中田喜子 風吹ジュン 沢田雅美 村野武範 津川雅彦 竹脇無我 「物語は多摩川の決壊で終局を迎える。 家を失った家族が心の持ちようを変えるのだがそれでは洪水がなかったらどうなの…

ミステリーゾーン

(The Twilight Zone)翻訳 矢野浩三郎 他。 このシリーズの脚本を多く手がけたロッド・サーリング(ホストも務めていた。)の作品だけを集めた文庫を読む。30年近く前に買った本ですが、手をつけておりませんでした。 ロッド・サーリングは第二次世界大戦…

和田誠さんご逝去

和田誠さんご逝去。 和田誠さん著「銀座界隈ドキドキの日々」は愛読書であります。 和田さんが若い頃、銀座で仕事を始めた頃のことが詳細に書かれている。 日記をつけていたのか?信じられないほど詳細だ。 原宿セントラル アパートに60年代から70年代、…

金田正一さん

といえば、誰がなんと言おうと国鉄時代だ 国鉄はWikipediaによると1949年、大幅な合理化で労使関係が悪化していることもあり、国鉄職員の団結と意志発揚を目的にプロ球団設立「株式会社国鉄球団」(国鉄の外郭団体である財団法人交通協力会を主体に)を発案…

JFN PARK 植竹公和のアカシック・ラジオの今回のゲストは牧村憲一さん その1

。牧村さんは1969年に音楽に関わる仕事を開始して、今年で50年の経歴となります。主なプロデュース作品は大貫妙子、竹内まりや、加藤和彦、フリッパーズ・ギターのアルバムなど。主なCMソング作品は、大瀧詠一 山下達郎「サイダー」、忌野清志郎プラス坂本龍…

潤一郎ラビリンス 1 初期短編集

(千葉俊二編)が雷に当たったように素晴らしい作品群。 刺青、少年はすでに青春時代に読んで、感銘を受けていたが、飄風、秘密を読みつつ 背中がぞくぞくした。 「飄風」は絵描きの美青年が吉原で初めて女を抱き、その 女の幻影を忘れられず、東北旅行に行…

頭痛

埼玉国際頭痛センター長の坂井 文彦氏の「片頭痛」からの卒業 (講談社現代新書)を読了。ドイツのキール大学頭痛センターのハルトムート・ゲッペル博士は医学雑誌に「熱心なユダヤ教徒だった聖パウロがいきなり閃光を浴び、神のお告げを聞いた。パウロよ なぜ…

台風が好きでした コンバット

不謹慎と思われても仕方ないですが、屋根や窓を豪雨で打つ台風の荒々しさが子供の頃、 好きでした。 そんな日は、決まって、自宅に置いてある工事現場用のヘルメットをかぶり、傘もささず、外を徘徊いたしました。 というのも、当時、コンバットという戦争ド…

三浦綾子と筒井康隆の夕飯

子供の頃、図々しかったので、長居して、友達の家の夕飯を ちゃっかり、頂くのが得意でした。そういう時は落語「牛ほめ」のように、家の内装から、生花から、柱時計から、ミシンにいたるまで、友達のお母さんにおべっか使いまくりました。 どうしてか、他人…

佐藤栄作の結婚

小泉進次郎 滝川クリステルの結婚。 何か白々しい。物語を感じない。 一国の長なる者は田中角栄にしろ 三木にしろ 池田にしろ 大平にしろ 夫婦の物語があった。 五高当時の佐藤栄作は青学の寛子に熱烈なラブレターを 書いた。この手紙、栄作の五高当時の親友…

「笑う警官」

ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァルによるスウェーデンの警察小説「マルティン・ベックシリーズ」の第4作 (柳沢由美子訳)読了。帯は僕の高校の後輩の作家の今野敏さんが書いている。どうも バスの乗客の大量乱射事件の後からのこの小説の面白さが理解…

アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男

アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男 (岩波現代文庫) 文庫読了。ヨッヘン・フォン・ラング (編集), 小俣 和一郎 (翻訳) 戦後アルゼンチンを逃亡していたユダヤ人大量殺戮のキーマンアイヒマンをイスラエルの情報機関モサドが拘束。 アイヒマンがイス…

ナイツ塙くんの著書「言い訳 関東芸人はなぜM-1に勝てないのか」   山里亮太 天才節!

読了。これは演者しか書けない画期的な漫才論であり、M-1の敗者だからこそ書けたM-1論。エピローグの章は小説を読んだような感動さえ覚えました。山里亮太さんの突っ込みは子守唄のようであり、山里さんは天才であると書かれていました。これには甚く、同感…

神奈川県民ホール山下達郎さんのライブ

の後、達郎バンドのドラマー小笠原拓海くんと道産子コンビ。 達郎さんの肉声、衰えず。 医学的見地から声帯を一度、精密検査してみたい。

刑事コロンボ 徹底解剖 その1

は僕にとって、シャーロック・ホームズ、アルキュールポアロ同様、癒しの刑事。 JFN PARK 植竹公和のアカシック・ラジオのゲストは「刑事コロンボ完全捜査ブック」「刑事コロンボ読本 」などの著者町田 暁雄さんをゲストに何度も再放送が続く、刑事コロンボ…

毎年恒例の山里亮太の大140」~いざ、2019夏の天王山!

日本一の仕事量をこなし、一気呵成に2時間半のステージをたった一人でカンペなし、休憩なしで喋り倒す。最初から最後まで笑の量が高所安定。滑りなし。 一体、いつ、これほどのネタを頭の中に仕込んでいるのか? お笑いモンスターだ。(この人、芸人でなく…

小林信彦 山田太一 それぞれの八月15日

1945年。こんな時でも夏休みはあった。 作家小林信彦(1932年生まれ)は疎開先にいた。 8月8日広島の敵新型爆弾の記事は驚くほど小さかった。 いよいよ終末が来たと実感した。 新型爆弾について「朝日新聞」特報(号外)には8月11日「横穴式防…

鰻屋で待ち時間 場持ちがしない

夏、暑いので鰻を食べたい。 しかし、店に入ってからのあの待ち時間の辛抱がきかない。 とっくに焼きは仕上がっているのじゃないの? まるで、開演時間が来ても客をもったいぶって待たせた60年代の海外大物ロックミュージシャンのように思えてくる。 遅延…

 8月12日の今日は坂本九さんの命日

8月12日の今日は坂本九さんの命日。 坂本さんは自民党市議選の応援のため、大阪行きのジャンボに乗りました。マネージャーの小宮さんも同行。 日航機に乗る直前、ジャズピアニスの世良譲さんがちょうど、沖縄から羽田に着いて食堂にいました。坂本さんは…

採譜&アレンジのプロフェッショナル川口晴子さん

先日、ライブの合間に採譜&アレンジのプロフェッショナル(すでに400曲以上の採譜 編曲を手がける)の に、最近の楽譜事情をお聞きしました。 今や、楽譜のほとんどの売り上げはネットでのダウンロード。紙媒体の売り上げは大幅に減少しているそうです。…

一人一口笛運動!

信号待ちしていると、後方から<口笛>の音が軽やかに聞こえてきました。 その口笛の主は信号が青になると、ボクの右側を吹きながら追い越して行きました。 年の頃、60代後半の男性。やはり、この世代か。 最近、子供が口笛を吹いているのを見たことがない…

落合陽一さん

今でこそ、頻繁にテレビ出演なさっている落合陽一さん。 何年も前に「笑ってコラえて」にいち早くご出演していただいた。 落合さんの著二冊読了。 将来、suicaもpasmoもいらない改札のない、つまり、ゲートという束縛のない世界になるだろうと予測。画像認識…

吉本興業の歴史その1

改めて吉本興業の歴史の本を読んでいます。 現在はギャグで「うちらは松竹ですから」と、松竹芸人が吉本に対して卑下した言い方をしますが、昭和初期、吉本より松竹の方が会社として格上でした。 また昭和20年代から30年代大活躍した柳家金語楼 伴淳三郎…

マクドナルドのキャッチフレーズ

休日の昼は手を抜いてマックで済ます。なんてご家庭も多いと思いますボクはマック自体はもう、なかなか食べなくなりましたが、マックをあえて食べるならビックマックと決めています。マックとビックマックって本質的に味が違うような気がするからです。※若い…

"京マチ子主演映画ベスト10” 前半戦 

JFN PARK 植竹公和のアカシック・ラジオいくつもの世界のグランプリ受賞女優!ファム・ファタール、ヴァンプ女優!京マチ子さんを忘れてはいけません!追悼「京マチ子」〜北村匡平(東工大准教授)が独断で選ぶ たっぷり60分 10位〜6位発表配信中!北村さん…

ゴルゴ13は何と闘っているのか?

現在、日本は右傾化しているとささやかれていますが、「左傾化」という言葉があるのかと、調べてみましたら ちゃんとありました。 随分前の関川夏央さんの随筆「やむを得ず早起き」に、 「1989年 東西冷戦が終わって ジョン・ル・カレやフリーマントルが失業…

百貨店の博物史

子供の頃からデパートが三度の飯より好きであります。 10年以上前に神田の古本屋で買った「 」海野弘さん著 やっと読了。 チビチビ読んでいて10年以上、読み終わるのに時間がかかるていたらく。 実に詳細に詳細に調べて書いておられる。 海野弘さんたる所以…

泥の中を泳げ。 -テレビマン佐藤玄一郎-吉川 圭三 (著)読了

テレビ業界のヒットメーカー吉川さんが描くテレビ業界の光と闇。コンプライアンス 出世戦争、スパイ行為。裏切り、ハニートラップ、純愛・・・ストーリーの中の魑魅魍魎のテレビ業界の登場人物たちが!同じテレビ業界で仕事をしてきた自分としては、もしかし…

植村直己と山で一泊(小学館ライブラリー)

自分は里山しか登ったことがない根性なしですが、険しい登山や冒険の本だけはたくさん読む<エアー探検家>です。最近のニュースで雨期の始まる前にヒマラヤは登山ラッシュで事故が毎年多発すると知りました。植村直己さんは探検に行く時、常備しているのが…