和田誠さんご逝去

和田誠さんご逝去。

 和田誠さん著「銀座界隈ドキドキの日々」は愛読書であります。

 和田さんが若い頃、銀座で仕事を始めた頃のことが詳細に書かれている。

 日記をつけていたのか?信じられないほど詳細だ。

 原宿セントラル アパートに60年代から70年代、アート関係者が集っていたようにそれ以前は<銀座>の集った。

 若かりし頃、和田誠さんはグラフィックデザイナー田中一光さん(無印良品・トータルデザイン)の世話になっていた。

 ある夜、和田さんは会社帰りに青山一丁目にある田中さんのお宅に寄った。同年輩の男がすでに訪ねてきていた。

 田中さんは彼を「神戸から出てきて、今はナショナル宣伝研究所に勤めている横尾忠則くん」と紹介。和田さんは「あ、不思議なふえふきの横尾さんですか」と、和田さんの名前を聞いた横尾さんは「夜のマグリットの和田さんですね」と言った。

 どちらも同じ頃に日宣美で賞をとったタイトルで、この頃は他人の仕事にみんな興味を持っていた。

 二人とも1936年生まれの同じ歳。横尾さんは少年みたいな顔だったが、すでに

結婚していて、大人だなあと和田さんは思ったそうだ

 

星新一ショートショートって和田誠さんのイラストで得していないだろうか?

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