採譜&アレンジのプロフェッショナル川口晴子さん

 先日、ライブの合間に採譜&アレンジのプロフェッショナル(すでに400曲以上の採譜 編曲を手がける)の

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に、最近の楽譜事情をお聞きしました。
 今や、楽譜のほとんどの売り上げはネットでのダウンロード。紙媒体の売り上げは大幅に減少しているそうです。
 確かに好きな曲一曲の楽譜を購入したいのに、一冊まるごと購入するのは勿体ない話だからです。
 「最近、転調が多いです」(川口)
 「そうそう、AKBなんてサビはほとんど転調でしょう?」
(植竹)
 「いえいえ、AKBだけじゃなく、近頃、なんでもそうです」(川口)
  「とりあえず、転調するとなんか盛り上がった気がしますからね。でも、そのためにどの曲も同じように聴こえてしまう。」(植竹)
 「一曲、どのくらいの時間で採譜 アレンジするのですか?」(植竹)
 「長くても一日ですかね」(川口)
 複雑な曲、ありますからね。それをたった一日で仕上げるのには頭が下がる。
  「米津玄師のコードワークはどうですか?」(植竹)
  「割と簡単なんです」(川口)
   「やっぱり」(植竹)
  アレンジのデコレーションが複雑に見せているのだろう
 
 楽譜を今まで何冊も買ったが、とんでもなく間違った音を取っている楽譜は数多ある。それも大手の出版社が出しているものにもだ。
 採譜者のクレジットを見て、それが難解な曲だけど、原曲に忠実だと「お主、やるな!お疲れ様」と心の中で唱え、採譜者の名前を記憶してしまう。
   
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