2019-01-01から1年間の記事一覧

「美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道」

文藝春秋(春日太一著)読了。 「(極妻で)五社英雄監督はラブシーンは男優の役は全部ご自分でこなす。ですから女優さんと必ず抱き合っていました」と、岩下志麻。

SF 愛はさだめ、さだめは死

(ハヤカワ文庫SF)ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア (著)伊藤典夫/浅倉 久志 (翻訳)以前から。タイトルに惹かれていた。いざ、読んでみるが、自分の読解力のなさか?どの短編も理解できず。難解な詩のような文章。※ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア は…

もう過去はいらない

(創元推理文庫) ダニエル・フリードマン (著), 野口 百合子 (翻訳) 88歳のメンフィス署の元殺人課刑事バック・シャッツ。 歩行器を手放せない日常にいらだちを募らせる彼のもとを、因縁浅からぬ銀行強盗イライジャが訪ねてきた・・・ 前作 もう年はとれない …

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」読了

ひたすら走る記録のエッセイだ。 村上さんは真面目な人だという全体の大雑把な感想。 走るのが嫌な日もサラリーマンと違って満員電車に乗らず退屈な会議に出ないのだから、走りたくない日も走ると自分を説得する。この考えが真面目だ 朝5時に起きて執筆 夜…

コンビニの鏡のような床。

羽生結弦なら華麗なるトリプルアクセルを決めてくれそうな氷面のような照り。靴で歩くのが申し訳ないような。 しかも、この先に無料で使用できる清潔なトイレがある 深夜 孤独な人間にはあの店の明かりが希望の明かりで 入店する。睡魔に襲われるだろうが親…

老人の連休の密やかな安らぎ

頭が禿げた眼鏡をかけた初老の小柄な老人が時代小説の佐伯泰英の文庫本を ボクと横並びで立ち読みしていました。 老人の携帯が鳴り、あわてて出る。耳が遠いのだろう 大声で 「・・・あと、30分くらいしたら そう30分 帰るから 30分だって!え?30分…

「高田馬場アンダーグラウンド」

本橋信宏さんの著 読了。 1973年高田馬場から早稲田鶴巻町は毎日、2~3時間かけて古本屋街を歩いた我が青春の街。 高田馬場の西武鉄道所有のビッグボックスは黒川紀章の設計。 当時は随分とモダンな建物に見えた。 ビッグボックスの真向かいのガラス張りの…

「天皇は宗教とどう向き合ってきたか」(原武史 著)

読了「・・・皇室の宗教が公式に神道となったのは、じつは明治以降なのです」「(裕仁皇太子)・・・こと宗教感に関しては欧州滞在の最後にヴァチカンのローマ法皇庁を訪問し、当時のローマ法皇ベネディクト15世と会見したことが非常に大きな影響を与えた…

失言

安倍首相、桜田五輪相を更迭=「復興以上に議員大事」と失言 古い話だが、カーター大統領が現役の時、討論会で 核兵器の戦略問題について 「今日、ホワイトハウスを 出る時エイミーに話を聞いてみたけれど・・・」 エーミーはカーターの9歳になる娘だった …

ジャズのジャケット 人物 ジャズ ファッション

川瀬拓郎 クール・ストラッティン ランシス・ウルフ。デザインはもちろんリード・マイルス あの美脚は、レーベル創始者アルフレッド・ライオンの二番目の妻となる、ルース・メイソンであるらしい

大いなる眠り

レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り 」チャンドラーの本は名タイトル。 読み直すも登場人物の関係図が複雑。 出版当時、ベストセラーになったのが不思議。 ロバートミッチャム主演の映画も見直すがとんだB級映画。こんな映画だったかしら。 『三つ数え…

スタイリストの山本あきこ

スタイリストの山本あきこさんの著 毎朝、服に迷わない 図書館で三ヶ月待ちでやっと手に入る人気本。 レディースの話だが、いかに女性が毎朝コーディネイトに困っているかが ぼんやり理解できる。 ベージュのVユニットはモテる。ベージュは肌の色と似ている…