「最近の歴史はいい加減だから」と、よく呟きますが、 とんでもない話で昔に比べて正確になっているそうです。

歴史学者の明大商学部教授の清水克行さんによりますと、 最近、
歴史にはまる人は自分(清水)を含め大河ドラマ体験が大きいそうです。
年配のファンの方が、「最近の歴史はいい加減だから」と、よく呟きますが、
とんでもない話で昔に比べて正確になっているそうです。
清水さんが子供の頃、歴史にはまった1981年の「関ヶ原(TBS)は「世紀がかわって、1600年」とナレーションが流れる。世紀が変わるのは「1601年」が正しいはず。
ドラマで舞台が大阪城に切り替わる時、昭和になって作られた豊臣の時代の外観が異なる鉄筋コンクリート天守閣の実景が挿入されていたという。
歴史上の人物が自分より年下の役者が演じることがおそらく一番、感覚的「最近の歴史はいい加減だから」と感じる原因かもしれないという。特にジャニーズとか。
歴史上の人物は貫禄ある役者が演じるべきというのは「思い出補正」と清水さんは言っています。

話は違いますが、「鎌倉殿の13人」。
最初、ボクは見ていたのですが、3週も見逃すとまた、見る気を失ってしまいました。
義経を演じる菅田将暉さんの豪放磊落の演出がちょっと、やりすぎた感がありました。