春風亭昇太はいつ新作を作り、覚えるのか?

「時代は1970年頃、一大ブームを巻き起こしたグループサウンズに陰りが見え、日本の音楽業界はフォークソングブームに沸いていた。
エレキギターからフォークギターへ、そんな頃の物語。完全オリジナル楽曲生演奏音楽劇」
作/演出/出演に中島淳彦、出演は春風亭昇太、六角精児、井之上隆志趣里照屋実、津村知与支(モダンスイマーズ)。
  劇中では春風亭、六角、中島、井之上、中島各氏のバンドによりグループサウンズ風楽曲が多数演奏。昇太ファンのNHKのプロデューサーと連れ立って見てまいりました
  この劇中のオリジナル曲がいかにも、当時のGSサウンドらしい出来で替え歌がおもしろい。
 水谷豊(父)さんと伊藤蘭(母)さんの娘さん趣里さんはまだ、若いのに舞台度胸がいい。
滑舌もよく、ご両親も観劇に来ていたそうだ。
 お芝居の山場でグループサウンズのアダムスの「旧約聖書」(作曲村井邦彦さん)http://nviewer.mobi/player?video_id=sm10039147
が一瞬、イントロ当てクイズのようにかかる。この曲がアダムスの「旧約聖書」とわかった人は僕と同様のGS好きだと思う。僕は当時、シングル盤を買った。演出の中島淳彦さん、GS通とみた。(企画に春風亭昇太師匠の名前も載っていたのでもしかしたら、昇太師匠の考えなのか?)
 打ち上げの場で中島さんや相棒でおなじみ六角精児さんとご挨拶。なんと、やはり、村井邦彦さんがプロデューサーで作曲をしていたGAROのボーカルの大野真澄さんがおられてご挨拶。GAROの「美しすぎて」(村井邦彦さん作曲)https://www.youtube.com/watch?v=iOAg4guakyg(僕はシングル盤を当時買ったが、このアルバムバージョンは最後、バートバカラック風の編曲の味付けがある)を学生の頃を友達とハモってましたとか、1973年早稲田大学の講堂でGAROがトリを飾った時見に行っていた話だとか・・
 しかし、新作落語を自ら書き、古典落語もやり、芝居もちょくちょく、やる昇太師匠。
いつ覚えているのか?いつ覚えているのか?打ち上げに一緒に来た昇太師匠の大学の後輩で放送作家小林哲也くんとその話になった。小林くんの話だと、昇太師匠の18番のネタ新作落語『愛犬チャッピー』は新ネタおろしの当日の午後、ヒントを思い付き、その日の夕方には高座でネタおろしをしたという。つまり、ネタを作るのも覚えるのも、リニアモーターカーぐらいのスピードで行う春風亭昇太、恐るべし!
 ※村井邦彦先生のコンサートが五月にあります
  http://www.kunimurai.com/#!blank/cesk