大学の落研の危機管理術

「昇太のレトロを探そう」や「アド街ック天国」の元演出家山崎徹くんと、ボクと、「笑点」のベテラン作家のサトカンと、最近、店舗数を急激に伸ばしている新橋の安酒場にて。
ボクら、大学違うが、全員落語研究会出身で立川志の輔桂竹丸春風亭昇太らが大学の落語研究会に在籍していた時期に
同時代を過ごした落語馬鹿たち。
この店の店員さんは店長以外、全員片言の日本語しかできないアジア人の店員さんたち。
数えただけで、10回以上も僕らのテーブルに持ってくる注文の品を間違えて持って来る始末。しかし、そこは外国の地で働く店員さんもさぞや大変だろうと忍の一字。気の短い人ですと、消費者センターにクレームつけても
いいほどのチョンボの嵐。
10回目にもなると、こっちも麻痺してきて、怒りがこみ上げるより、「我々はアジアのとある繁華街に迷い込んだに違いない」
「アジアのビンボー旅行の醍醐味だ」と無理やり、ギャグを言い合い気持ちを転換していく大人の対応。
ここは、落語研究会出身者ならではの危機管理方法。