遅まきながら、
『ナイロビの蜂』 (The Constant Gardener) を見ました。
2005年制作のイギリス映画。ブラジル人監督フェルナンド・メイレレスがジョン・ル・カレの同名小説を映画化した。日本公開は、2006年5月13日レイチェル・ワイズが2005年のアカデミー助演女優賞を受賞。
Wikipediaによると、
ストーリー
ケニアのナイロビに駐在しているイギリス人外交官のジャスティン・クエイルはある日、弁護士であった妻テッサを何者かによって殺害されてしまう。その真相を追うジャスティンは、背後に製薬会社のからんだ陰謀があることを突き止める
ナイロビに僕も仕事で行ったことがありますが、ビル街で、かなり都会であったのですが、こんなにひどい極貧地帯が近隣にあることは知らなかったのでショック。
ブラジルの監督フェルナンド・メイレレス監督のシティ・オブ・ゴッド Cidade de Deus (2002)の撮った映画だから見ようと思いました。
シティ・オブ・ゴッドの内容はWikipediaによると、60年代70年代のリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれる地域を舞台にした、キッズたちの抗争を描いた映画。強盗、麻薬ディーラーなどをして、金を稼ぐ。みんなすぐ銃を使う為、当時ブラジルの平均寿命は25歳だったらしい
フェルナンド・メイレレス監督はあの焼けるような茶色の画面。飛び跳ねるにわとり。『ナイロビの蜂』でも焼けるような茶色の画面。にわとりも飛び跳ねました。
一級のサスペンスに仕上げてあったので感心しました
その他、気づいたこと
?まずは特殊メイクのレイチェル・ワイズの妊婦のでっぷり出ている腹に
驚きました。
ヌードになることがあるので、本物としか見えない
?今年、飛行機の中でスチュワーデスとトイレでいかがわしいことをしたというハリウッドニュースを読んでいたので、レイフ・ファインズがとてもまじめな役をやっていたので気になった。
ニュースはガセネタだったのかもしれませんが、シンドラーのリストのナチの将校や羊たちの沈黙シリーズの狂人とか、役の変態なイメージでこういう噂が流れるのか?
?妻レイチェル・ワイズがあまりに身勝手におとなしい夫レイフ・ファインズを振り回しながら、ボランティア活動を行うので、洋画の題材でも「働く妻のもとで耐える夫」という設定がでてきたのか?時の流れを感じました。