ウエストサイド物語の「ジェッツ」はポーランド系移民

「パニックフライト」監督は『スクリーム』シリーズのウェス・クレイヴン
日本の映画館では公開されていないのかも?
DVDで見ました
ストーリーはホームページを引用すると「  一流ホテルのマネージャーとして働くリサは、勤務地マイアミへ戻るフライトを待つ間、優しい男性リップナーと知り合う。無事飛行機は離陸。しかし、隣の席に座ったリップナーの正体は、国家要人暗殺チームの一員だった。彼はその計画遂行の鍵を握るのがリサだと迫る。「協力しないと、お前の父親を殺す」・・・もう逃げ場はない。助けも呼べない。地上30,000フィートの密室。完全に閉ざされたこの絶望的な空間から、リサは巨悪な陰謀を阻止し、愛する父親を救うことができるのか?! 」
密室というミステリーの定番の設定。
犯人と被害者が飛行機の隣り合わせにすわる。
この空間の中で実にハラハラドキドキを演出していくウェス・クレイヴン
ホラー映画の監督がどんな手で未知なるパニック映画に挑むか?この命題を作って僕は楽しみました。
『スクリーム』のように庖丁も血も出ないシーンの連続でウェス・クレイヴンは一級のパニック映画の監督でした。
脚本家カール・エルスワースの功績はかなり大きいと思います。
台本の力を久々に実感。
ジョディホースターの「フライトプラン」より断然おもしろいです
犯人のクリストファーウオーケン以来の神経質ながら癒し系俳優キリアン・マーフィがいい!

「ウエストサイド・ストーリー」(東急文化会館)の舞台を観劇。1960年代小学校低学年に映画版を見て以来の僕の映画ベストスリーのひとつ。
 ジェローム・ロビンズ(Jerome Robbins)の原案により、脚本をアーサー・ローレンツ(Arthur Laurents)、歌詞をスティーヴン・ソンドハイム(Stephen Sondheim、ソンダイムとも)、音楽をレナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
 物語、音楽、振り付けの三位一体。
 パーフェクトという言葉があるなら、このミュージカル。さらに監督: ロバート・ワイズ版のこれまたWパーフェクト。
 今回の舞台版での発見は「ジェッツ」はポーランド系移民の非行少年グループであったということである。、対する「シャークス」はプエルトリコ系非行少年グループという認識は子供ながらにあったが、「ジェッツ」も移民の子供らという設定であったことを始めて知りました。
 この辺の複雑なお国事情設定を「ロメオとジュリエット」の基本を押さえて、上手にリアルに物語作りをしていることに感心させられた。
 ポーランド系移民の当時の移民としてのポジションを理解できればもっと物語りを理解できたかもしれません。
 「初めて見たものが親」という諺があるように70ミリの大スクリーンで映画版で見た僕にとって、今回の舞台はおそらく、ブロードウエイサイズなのかもしれませんが、もっと横長の舞台が望ましく思われました。もちろん、素晴らしい舞台でしたが。

 また、9月9日は九段会館にて「北野誠竹内義和サイキック青年団」のイベントを見学。竹内さんは「大映テレビの研究」を出版した頃、即、お願いして「11PM」によく出ていただきました。もう27、8年近く前でしょうか?(同時期に一冊目?の単行本が出た頃、みうらじゅんさんも「11PM」に御出演していただき)その後、日本テレビの報道番組で北野誠さんにMCをしていただきました。
 僕は竹内さんの関西人特有の口調の「もっさり」とした感じが大好きで、あの「もっさり」のためにかなりきついことを言っても、割と救われてしまいます。
 関西のおとこオバンサンのような人。
 アニメの原作も書いて幅広い活動をなさってます。
 僕はその日はアキバを今年、二度目の探索し、ハシゴで九段会館に。
 アキバは前回はおもに電気部品関係、今回はアニメイト関係をウインドーショッピング。
 今回の新発見は明らかに50代のおやじ仲良しオタク三人組が至る所に歩いていたこと。
ご家庭はもっていそうだったが。とにかく、おやじ仲良し三人組が多い。
 ラジオ会館の同人誌をしゃがんで真剣に読みこむ青年たち。
 この集中力をひとつに結集すると、なにかとてつもない世界的な数式が解けたり、科学発見ができそうな気がしてならない。
 アキバの青年、少年らを見ていると「ムサイが愛しい」と思いました。
 アキバから九段会館
 ここは僕らが学生時代、三遊亭円生さんや金原亭馬生春風亭小朝桂米朝さんらをお呼びして興行を打ったなつかしく由緒正しき会館。交渉から、スポンサー探しまで足で稼いでやった学生素人興行。30年前ですが入場料500円でこのメンバーは破格でした。円生師匠が会館の前に現れたときは手を合わせたい感動を覚えいます。本当に来てくださったんだと
 そこで、今回は浅草キッドをゲストに向かえ、とってもオタクな集会。アキバに負けないくらい男密度が高い集会でした。
 それで話のテーマは格闘技の裏話、ホモの発展場のスクープ映像試写と、濃〜〜〜い内容。大盛り上がり。
 靖国に近い、九段会館はこの内容を事前に確認していたのでしょうか(笑)