テレビ界の小言幸兵衛?横澤彪ショー


僕が聞き役を時々、やらせていただいているラジオ日本の「ラジカントロプス2.0』
今回は『横澤彪のラジカントロプス2.0』
僕が仕事上やプライベートでもお世話になった大先輩12月5日(金)は元フジテレビのプロデューサー・
さんが登場!2008年のテレビを斬る!横澤彪さんが選ぶ2008年テレビ番組ベスト3は??

12月5日(金)夜11時から!ポッドキャストも配信します!インターネットでもオンエアではきけなかったこともたっぷり〜〜〜聞けます
http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/radio.php
横澤さんは現在、癌を患って闘病生活をしていらっしゃる。
癌のため、ちょっと鼻がつまっていらっしゃるが、それにもめげず、ご出演してくださった
そして、お体が悪いにも関わらず、自嘲しながらの笑いをまぶしてお話しするのは横澤さんの精神力の強さ。落語の小言幸兵衛のようにテレビの話をしてくださった。
テレビは果たして、若い人だけのものなのか?
仮に若い人のものだとしても、その層を必ずしも良く知っている同世代が作るとおもしろくなるものなのか?
若い人に見たこともないものを教えてあげる親切な子おせっかいなテレビでもありではないか?
今でも続く「笑っていいとも」。横澤さんの立ち上げた番組のひとつである。お辞めになった今でも続いているからすごい。
 この番組が始まる当初、はじめは会議で昼間いる主婦向けの番組にするというのが意見の圧倒的だったのだという。30人くらいの会議で27人は同じ意見だったそうだ。
 世代に絞ってマーケッティングから逆算するというのもひとつの企画の仕方だが、横澤さんは「この時間にいる全てお笑い好きに向けて作る」という風に考えたそうだ。この意見には反発も相当あったそうだが、説き伏せて、「笑っていいとも」は今だ続いている

 正直、横澤さんのような先人を単に評論家にさせておくだけのはもったいない気がしてならない。
 クインシージョーンズのように年寄りだって、頭の中が演歌や軍歌じゃない人だってたくさんいると思う。
 昔、僕はボランティアで九州全域を落語をしながら老人ホームを廻ったことがあった。本当にお年寄りは落語が聞きたいのかな?ジャズやロックンロールの演奏の方が聴きたい人もたくさんいるんじゃないかなあと、戸惑いながら、落語をやった覚えがある

とにかく、ラジオ是非、お聞きください
※ユーチューブは僕が「オレたちひょうきん族」を横澤さんとやらしていただいた頃に番組のエンディングテーマだった山下達郎さんの「土曜日の恋人」。ゲイリールイスとプレイボーイズの曲にインスパイアされて達郎さんはコメントしておられたが、いえいえ、これはりっぱな達郎さんのオリジナルソングだと僕は思います