山下達郎さんにおける立川談志イズム

山下達郎さんのNHKホールを見学させていただいた。

何しろ、ほぼ40年前から見ているわけだから、こちらの年季も入っている。達郎さんはお客との果たし合いと、表現するが、まさにそんな感じでお客の僕はステージを見て来た。
 達郎さんのコーラス隊の佐々木久美&国分友里恵&三谷泰弘のラジカントロプス2.0(ラジオ日本)にご出演時に、僕が今回の達郎さんのマニアックツアーで演奏するであろう曲を予想いたしましたが、それが当たったかは否か、まだ見てないファンの方のために守秘義務を守ります♩(笑)
 http://media.jorf.co.jp/podcast/radio/140526_yamashitachorus.mp3
 ライブ全体の感想を一言で言うと、「音楽に対して真摯」である。相変わらず、昔から一貫して、「音楽に対してまじめ」だ これは実際に見に行った方ならわかる表現だと思う
 
 一緒に見に行った連れが立川談志師匠のご長男の松岡慎太郎さんとおねえさんの松岡由美さん。
 達郎さんは円菊師匠、古今亭志ん生師匠などの落語ファンである。辛口のいつものMCは間接的立川談志師匠


の影響を受けておられることは間違いない シュガーベイブの頃は今年洋楽で発売された最低アルバムベスト5発表!一位レオンラッセルなんて、当たり前。辛口トークをやっていたものだ(これも僕らには楽しみだった) 改めて、本日、そのトークの辛口ぶりを変わらない。
 その松岡慎太郎さんは達郎さんは初参戦。
 中学の時、達郎さんのチケットをお父さんの立川談志師匠に頼んだら、紙(名刺?)に立川談志と芸名を書いたものを会場の入り口に持って行きなさいと言われてもらったという。
 さすがに迷惑がかかると思い、それを止まった慎太郎さんは常識人。
 しかし、この話、いかにも立川談志師匠らしい話で僕は大好きな話だ
 大スター王長嶋と立川談志師匠のお子さんだから、充分、ありえる話。
 コンサート前、立川談志師匠好きの僕も慮って、松岡さんから立川談志の手ぬぐいと、師匠の自筆のお宝の名刺をいただき、感動。
   コンサートが始まる前から、テンションはマックス!
 達郎さんを同じ席で立川談志DNA達と鑑賞するというのはオツなものです