信用できる横澤彪さんのテレビ批評




テレビ批評とはやっかいなものであり、
なかなか的を得ているものがナンシー関さんが
なくなって以来、ほとんど、ありません。
特に同業者のことですから、微妙なものです
テレビというのは視聴者のものですから、一億人以上の人が
全部批評家になってもおかしくないわけで、それだけに
なんでもありのところがあります
雑誌などで一体、このテレビ批評家という人をこちらとしては
どう理解して、認知して読んでいいのか?困ることが多々あります
つまり、テレビは誰でも批評していいものなのか?
もちろん答えはイエス
しかし、それが的確か?さらにおもしろいか?は別なのです

その中で、横澤彪のチャンネルGメン69 http://www.j-cast.com/tv/a02_channelgmen69/
はだけは絶対、お薦めです。信用できます
桁外れの横澤さんのテレビマンとしての実績はもちろんのこと、その批評眼が
落語のご隠居さんのようで味があります
横澤さんの批評は、誰も見てないような早朝番組から、
BSNHKのものとか、かなり僕の好みも手伝って題材が
興味を惹きます
この方のいうことなら、耳を貸さざる得ないでしょう。
横澤さんの著書はほぼ読んでますが、今回のこのブログが僕は
中でも一番愉しみしております

横澤さんは僕がフジテレビの「オレたちひょうきん族」の台本を書いていたときの
プロデューサーだった方。その後、吉本興業に引き抜かれ、東京吉本の隆盛を築き上げた方。
「笑っていいとも」など、まだ、横澤さんの作った番組は続いているのがすごいところ。
横澤さんが現在は鎌倉女子大学児童学部教授であります。
今週号の週刊ポストに癌の闘病生活のことを語っていらっしゃいますが、
お手紙のやりとりをさせていただいていますが、その手紙の文字はとても勢いが
あり、達筆であります。
内なるエネルギーを文字から感じます
横澤さんにはまだまだ、テレビ、文明批評をして、叱咤激励していただきたい!