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」嘉納治五郎杯東京国際柔道大会2008ワールドグランプリに行ってきました。
隣の競技場ではFIFAのサッカーの大会が盛大に開かれている。また、浅田真央ちゃんのスケートも盛大である。
この二つは国際的なビジネスが動いているから派手だ。
フィギィアのスケート選手一人育てるのに年間6000万円かかるそうだ。
そうまでして金をかけるのはドル箱だからだ。
CMなどの契約料も高額だし、アメリカではプロになると大会のギャラは月間一億越すらしい。
反面、柔道は地味だ。
東京体育館の柔道は整然と行われていた。
しかし、静と動とはよく言ったもので、会場の行儀のいい客の静けさの中で、選手の技が舞のように美しい
アリーナ席に座っているほとんどの客が高齢。元OBなのか?
韓国の選手の柔道着が肌蹴て見える上半身の筋肉美が素晴らしい
韓流スターが好きな中高年の女性も柔道を見に来るといいのに
チケットも安いし(笑)
井上康生さんのテレビ東京の解説、意外にうまいのに驚いている
この人、寡黙な人だとばかり、思っていたが、話せば話せるんだ。
知的なしゃべりをする。
さて、映画の話。邦画。
内田けんじ監督の「アフタースクール」を見ました
ちょっと地味な映画。
映画館なら小さい映画館ならいいか。
脚本の伏線がうまい人。
大泉洋さんって、最近、ずっと人気だが。
この人、やっぱり、芝居がうまい。
本質は役者なんだと思った。
テレビでバラエティをやっているが、バラエティタレントではなく
役者がバラエティもこなしているのだと思った。
芝居に<力み>がない。
水の中に浮いているようだ。
ジョージ・A・ロメロの新作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』鑑賞。
出演者の一人がビデオカメラを廻し続けるという「クローバーフィールド」そっくり。「クローバーフィールド」の出来には及ばない。
設定上、命に危険が迫っているのに「どうして、ビデオ廻しているんだ?」と、これらの映画の必ず、疑問視してしまうが、これを言ってはおしまいになる。
お薦めは「デスレース」
孤島の刑務所で繰り広げられる過激な死のレース「デス・レース」を放映し、人気番組となっている近未来のアメリカ。殺人の濡れ衣を着せられたジャンセン(ジェイソン・ステイサム)は刑務所の所長ヘネシー(ジョアン・アレン)からレース出場を迫られ、美人ナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)を乗せレースに参加する。
犯罪者である美人ナビゲーターも同乗し、ナビするというのが、おもろい発想。
リメイクであるが、。「バイオハザード」「エイリアンVS。 プレデター」の異才ポール・WSアンダーソンがもう限界のはずのカーアクションシーンの新境地を開いた。
頭を空っぽにして見る映画としてはお薦め。
そして、<SAW>全部一遍に見た。一気に見ると疲れる。
確かにちょっと、どうかしている映画だ。
なんのためにこんな映画を作るのか?という質問にどう答えるのかは
わからないが、しかし、ホラーの新境地を間違いなく作ったと思う。
ダリル・アルジェントの「フェノミナ」を見た時も美学を感じたが、
<SAW>のスタッフも明確な新しい美学を提示している。
このスタッフが作るスプラッターではない、正統的なミステリー映画も
見てみたい
きっと、いい作品
僕が横澤彪さん、吉田豪さん、ミッキー安川さんに インタビューした「ラジカントロプス2.0」は
http://blog.jorf.co.jp/radio/
でインターネット、 podcastingで聞けます