二三日前の監禁事件のニュースを見て、連想したのが、亀田興毅選手親子です。
この親子は「監禁親子」ではないかと思いました
男兄弟と父の関係を多くのマスコミが今、失っている親子の絆として称えました
こんな父と子の関係など、なつかしい時代にも存在していません
絆ではなく、「恐怖の関係」なのでは。
父と息子の対立。なつかしい自立していく親子関係とは対立軸なのです。
父のような人になりたい、父を超えたい、父とは違う人になりたい
男の子と父の関係はそういうものであり、故郷を捨て、家を出て行く・・・
男兄弟が三人もいて、まるでカルガモ親子のような父との関係とるは究極のファザーコンプレックスではないでしょうか?
不甲斐ない試合をやる息子をビンタする父。それを「気合い」と称して中継するアナウンサーは描写の間違いだと思いました。
この父は「公開されたリングの上でもまだ、ビンタを張り、監禁している」と思いました。
この親子の深層に何があったかは知るよしもありませんが、決して、この家族ドラマに演歌の味付けをすべきではないと思います。
父は息子らを解放してあげてほしいのです
息子らも父から解き放たれないと、人生が苦しいと思います。
ゴルフの横峰さくら選手は自らの意思でキャディを父から別の人に変えました。卓球の福原愛ちゃんは中国の地で一人、がんばってます
メル友からは「あれだけ親子の結束が固いと、もし親父に反発したら家族だけでなく自我も崩壊するんじゃないかという恐怖感が3人には、まだあるんじゃないかと。」というメールが届き、漫画家やくみつるさんは「ポイ捨て、なんでもありの若者の象徴が亀田選手」(だいたいの内容)。
目からウロコが僕の友達の意見「あんな若者が年金を払うか!?我々の年金は将来、支払われないぞ!」
そう、この亀田問題は年金問題でもあるわけだ。もう、笑い事ではすまされない