我が愛しき松本清張  駕籠に乗る清張

我が愛しき松本清張
駕籠に乗る清張

松本清張の初文庫化された作品「草」読む。
朝島病院に入院している主人公の私の視点から見る作品。
院長と看護婦長との疾走、心中?病院の事務長の死、薬局長の自殺?主人公の付き添いのおしゃべりな女性、
隣室の元気な男声患者と主人公との交友、頻繁に来る主人公の部下の見舞い人の男。
清張だから それなりに面白い小説だが、人の死がご都合主義でとても、軽く、なるほど、
文庫化されてなかったのも、合点がいく。