ぶっきら棒のスタイルの飲食業が苦手だ。

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 店主が昔気質とか、一本木とか都合のいい言葉に変換し、有難がる客がいるが、ボクには理解不能の価値観だ。
お寿司屋さんとかラーメン屋さんに多いが、これは店主の頑固さを持ち上げる客に問題があると思う。持ち上げられれば持ち上げられるほど、頑固も自己演出が増してくる。
 商売というのはサービス業、サーバントであると かの田中康夫さんもよくおっしゃていた。
 60年代、70年代のジャズ喫茶もそんな店がよくあった。
 とにかく、客は沈黙。しゃべると店主に叱られた。ジャズを聴くのは陶酔であり、ジャズ哲学の学習の場。トイレに行くのも気を使った。
 一度、鈴木茂さんのリリースされたばかりの「バンドワゴン」をかけてくださいとお願いした
ジャズ喫茶があり、快くかけてくれた。
 今、考えるとずいぶんと、無茶を言ったもんだ
 ※写真はあくまでイメージ