イタリア漫画業界事情 

4/12イタリア文化会館にて、
講演会「ラウラ・イョーリオ、ロベルト・リッチ×ヤマザキマリ漫画評論家・翻訳家の小野耕世氏がモデレーター
に参加。
イタリア人漫画家はなぜ、本国ではなくフランスに市場を求めるのか?(そのフランスとて、日本市場より漫画の市場は極小)
イタリアの漫画は絵画を描くのと同様の手間をかけ、枚数をこなせない。
イタリアの出版社が漫画家に求めるのはストーリーではなく、ひたすら、その画力。
イタリア人の漫画の原画への価値の異常なこだわり。(商取引の対象に)
イタリアでは漫画家一本で暮らせるのはボンボン漫画家だけ、みんな別の職業を持っている。
イタリアには漫画の大手出版社は2社しかない!
イタリアの漫画の賞の少なさ。
舞台上では、司会者不在なので、ゲストでありながら、察して、見事な廻し役も兼ねるヤマザキマリさん。
終演後、とり・みきさんと打ち合わせ。
http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid23.html