浅草へ暖簾を買いに

 落語会のための浅草の暖簾専門店「べんがら」に暖簾を替えに行く。おそらく、東京では唯一の専門店。
暖簾の顧客はアメリカ人が浮世絵のようなハッキリした派手なものを求め、
 ヨーロッパ特にフランス人は凝ったデザインで素材のいいものを求め、
 中国の人はひたすら安いものを求めるというお国柄があるようだ。
 外国人で大量に暖簾を求めて行く人は外国で日本料理店関係の仕事に従事している人なんだそうだ
 暖簾を落語会の楽屋の出入りに使用したいと思ったのは6月の北鎌倉お坊さんアカデミーの「立川志の輔 桂竹丸」の落語会で立川志の輔師匠が
 わざわざ、ご自身の暖簾を持参し、取りつけたのを見たからだ。
 暖簾一枚あると、楽屋から高座の出入りが美しいし、楽屋の芸人やスタッフの姿が見切れない。
 実用性が抜群。値段は6000円くらいから購入できる。高いものは、特注でうん十万。
 芸人や芸能人の後援会の方が芸人や芸能人へプレゼントとして購入される。
 もちろん、ご自分で購入する方もいて、こだわりのある方は金をかける世界。
 素人の方も購入するが都市より地方の豪邸の方が多いようだ。(日本家屋の別荘とか都市の方も)

 暖簾屋さんを後にその後、銀座某所で鰻を食す(35分待たされた)
 鰻屋って焼き時間で時間がかかり、待たされるケースが多い。
 お客さんは腹が減っていて、見ていると落ち着きがない。
 流行っていて待ち時間の長い鰻屋でお客同士の些細なもめ事があると、腹が減っているので激しい乱闘に結びつくケースが多いのでは?
 と、連想をして空腹を押さえる。
 しかし、鰻屋というのはどうしてか?メニューの品数が少な過ぎる。野菜はお新香だけ。この野菜の時代によくまあお新香だけで意地を通せるものだ?
 高校の後輩の食品の専門家から国産の鰻は実は中国産の鰻と比べて食品検査が手薄だと聞いた 中国は何故か、数回も鰻に関しては厳しい審査あるのだとか
 鰻も国産、国産と国産が安全で美味いと言われているが、彼の話だと、中国の方がよほど安全性があり、味もそこそこ美味いとのこと

 銀座三越のデパ地下をチェック。岩手県のなかはら牧場のソフトクリームをいただく。デパート好きとしては時間が足りなかったが仕事があり、後ろ髪を引かれる思いで帰宅。