大瀧詠一さんを語る会② 瑞穂町

大瀧詠一さんを語る会②

に7月12日土曜日 瑞穂町ふれあいセンターにて(参加60名)に、参加させていただきました。横浜から2時間近くかけて駆けつけました。電車で何回か、乗り換えをしている間に車窓から見える景色に草木が多くなってきました。八高線の箱根ケ崎という駅で降りて、20分徒歩で歩き、辿り着きました。
 自分が一番遠い所から来たかも知れないと、思ったら とんでもありません。関東近郊だけではなく、全国各地から、大滝詠一さんファンの方が集まりました。
 

 僕は今年、3/21のsonyスタジオで行われたお別れ会以来の大滝詠一さんの集いでした。
 大滝さんは実は正確には福生ではなく、瑞穂町の住んでおられたということを初めて知りました。
 ゲストの「はっぴいえんど伝説」著者であり、仕事で古いおつきあいの音楽評論家の萩原健太さんの講演会と、思って来たのですが、実は参加者全員が大滝詠一さんの思いを一言ずつ語る集いで正直、どうしよかと、思いました
健太さんの学生時代のバンドの先輩で発起人の地元の栗原さんを中心に瑞穂町ふれあいセンターの職員の方々が会を進行してくださいました
 
 披露宴に何度か出た経験のある方ならおわかりになると思いますが、スピーチというものはたった一人でも、感心するスピーチとか面白いスピーチをする方がいれば、いい方で、大概は我慢の時間です
 ところが、ところが、60人近い方の一人一人のスピーチ全員、胸を打つお話であるという得難い体験を致しました。
 それは実際に大滝詠一さんを生で接したとか、そういう次元の話ではないのです
 集まった方の多くが、一度も生で見た事がない大滝詠一さん(何しろ、ライブをやらない方でしたから)の思い出を「わたしの大滝詠一さん」として、語ってくださったのです。
 大滝詠一マニアぶりを自慢する方など、誰一人いない。
 中高年の方から、「詠一」と大滝詠一ファンのお父さんから名付けられた10代の方まで 全てが素晴しいスピーチでした。
 中には、ご自分のお名前を言うだけで「よろしく御願いします」とお辞儀した女性の方とか、それだけでも充分、過ぎるほど、彼女の大滝詠一さんへの気持ちが伝わってくる本当にいい会でした
 ほとんどの方が二次会に参加されましたが、用事があり、一人、瑞穂町ふれあいセンターを後にしました。
 夕方、帰宅中、祭り囃子が聞こえて来て、山車に遭遇。大滝さんの故郷の岩手にいるような錯覚をしました。


横田基地がそばなので、米軍軍用機が町すれすれに着陸して来て驚きました
 てっきり、初めて、このあたりに来たと、自分は思っていたのは間違いで、1974年に大滝詠一さんの米軍ハウスって、どんな所なんだろうと、療養生活をしていた神奈川の病院をこっそり抜け出して、見学に来た日のことを思い出しました ※白黒写真は大滝詠一さんの幼い頃のお写真で二宮金次郎象とツーショット   大滝詠一さんの故郷岩手で大滝詠一トリビュートコンサートに関わっている高橋さんが持って来てくださったチラシの写真です