追悼 尾崎紀世彦さん
尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」はご存知、阿久悠さんの作詞であることはあまりに有名だ。阿久さんは僕が長年お世話になった事務所「オフィスツーワン」（ニュースステーションや TVスクランブルの制作会社。久米宏さんが所属していて、一時、イチローも所属していた時もある）の先輩だ。
その阿久さんも遠い人になってしまったし、続いて尾崎さんが逝ってしまった。
尾崎紀世彦さんはGSのワンダースの頃から声がいいので注目していた。決して不良っぽいいわゆるGS声ではなく、マイウエイとか歌いそうな声だった。（ソロになり後年歌う）このグループ、カントリーの流れで結成されたグループだったが、英国製テレビ人形劇キャプテンスカーレットの主題歌や映画グリーベレーのテーマ曲を歌う異色なGSだった。
さて、「また逢う日まで」実は『ひとりの悲しみ』 唄 ズー・二−・ヴー（「白いサンゴ礁」のズー・ニー・ヴーのボーカル・町田義人さん） 曲 簡美京平さんを作詞を変えてヒットした曲だった。
ズー・ニー・ヴー 「ひとりの悲しみ」 発売日期:1970年2月
一人がだまって いたい時には
一人はなぜかしら 話したくなる
なぜに 二人だけが なぜに 話せないの
こうしてはじまる ひとりの悲しみが
こころを寄せておいで あたためあっておいで
その時二人は何かを見るだろう
確かに今聞くと、『ひとりの悲しみ』は説明的な作詞で「また逢う日まで」の完成度に叶わない
聞いてみてください
『ひとりの悲しみ』 http://www.youtube.com/watch?v=PyuruHUyLCg
尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」もいいが、「 さよならをもう一度」が
僕はとても好きで、カラオケで「また逢う日まで」を皆が歌うので、「 さよならをもう一度」を歌うと出来る奴と烙印が押されるのでおすすめだ（笑）
http://www.youtube.com/watch?v=F3B28E5jDZw&feature=results_video&playnext=1&list=PL084A7D8DC122B293
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