伝説の人の生死の曖昧


作家の岡部伊都子さん が亡くなったのにびっくりした。
 僕は20代の頃、ちょっと、いいぶって、この方の品のいい文章をお勉強しようと思って読んでいた。当時もすでに、ご長寿だったと勘違いしていて、とっくに亡くなっっていると思っていた。失礼な話だ
そういう人って結構いる。
失礼ながら、去年亡くなったコメディアンの谷 幹一さんはとっくに亡くなっていたと思っていた。これも失礼な話である。
 そして、1943年10月21日の出陣学徒壮行会の実況放送のNHKアナウンサーの志村正順さんがちょっと前n2008年4月24日に亡くなったが、この方もすでに亡くなられた方のように一般的に思っておられると思う。たまたま、僕は志村さんに取材しようと思っていたので志村さんがご存命なことは知っていた
 生前にすでに伝説の人として祭られてしまうと、こういう誤解をその後、受けやすい。伝説の人であるから、マスコミに頻繁に安売りして露出しないから、情報がぱったり途絶える。それがしばらくすると、・・・・という風になってしまう
 ご冥福を本当に皆さんに送りたい