浅田真央ちゃんとベラ・チャスラフスカ

女子フィギュア・スケートとベラ・チャスラフスカ


 女子フィギュア・スケートと女子体操は低年齢化の時代です
 女子体操の方がその動きは早かったような気がします。
スターは今や、16歳とか15歳とか。
 僕が小学4年のとき、女子体操に美しさを見出したのは東京オリンピック
女王、ベラ・チャスラフスカ
 大人の女性特有の肉体の美しさが輝いていました。
 大人の女性の美しさがキーワードだったはずです。
 現在の女子フィギュア・スケートと女子体操も、明らかに「振り付け」が
大人の女性の情念の表現をしたダンスです。
端的に言って、セクシーな振り付けであります。
しかしながら、上位は年端もいかない少女ばかりです。
 振り付けの要求と演者の年齢にギャップがあるのではないでしょうか?
16歳の浅田真央ちゃんがあの振り付けを踊るには熟成していないのでは
ないか?もちろん、技術は将来性を考えるととんでもない逸材である。
 しかし、
 本当なら、ティーンとアダルト部門に分けて、勝負すべきなのではないでしょうか?
 自然、ティーン部門は年齢らしさの可憐さを意識した振り付けで勝負させて、それより 高年齢は大人の女性の元来の振り付けパターンで勝負させるべきではないのか?
 同じまな板で勝負しても仕方が無い年齢層の女性スケーターが渾然一体と なって、無理やり勝負しているようで、結局、採点が出るたびに
納得感がないのではと思いますが・・・
今の女子体操や女子フィギアを見ていると、中国雑技団やボリショイサーカスの天才子役の技を思い浮かべてしまいます。
 シンクロナイズドスイミングを見ていると、そんな違和感はないのですが。