我が愛しの松本清張。
読み直した
『或る「小倉日記」伝』は、松本清張の短編小説。『三田文学』1952年9月号に発表、翌年に第28回芥川賞を受賞
学歴のない清張が三田文学に作品が載ったのは三田文学の編者でもあった作家・大脳生理学者の木々高太郎の強い推薦があったからである
森鴎外が小倉にいた頃の様子を耕作という病弱な男が足で調べたことをドキュメンタリー風に書いた作品で直木賞を取ってもおかしくないような作品で今の直木賞作品と比べて
はるかに大人の作品で重厚だ
僕らの義務教育だと漱石贔屓の教育だったが鴎外の作品を読むと文章が漱石より大人のような気がする。
清張の文体も鴎外に影響を受けていると思う
TBSでドラマ化されたというが難しかったと推測される
しかし見てみたい