文学賞メッタ斬りSPで司会の僕にプチ・ハプニング!

sugarbabe492013-01-10

本日、2013年1月14日(月)25時放送の大森望豊崎由美のラジカントロプス2.0(ラジオ日本)文学賞メッタ斬り予想編の収録終了。今回の直木賞候補のひとつ志川 節子さんの作品「春はそこまで 風待ち小路の人々」の収録中だった。収録中、大森望さんと豊崎由美さんの話を聞いていて、司会の僕は「ええ、そんな話だっけ?」と一瞬、動揺した。なんで、町内ものなの?これ?と。「吉原ですよね?』」と、僕。シーン。しかし、すぐ、自分のオバカぶりに気づいた。アチャー!なんと、僕は勘違いして、同じ志川さんの作品だが「手のひら、ひらひら―江戸吉原七色彩」を読み、本番を迎えていたのだった。その小説は目付などが花魁を育てる話。三谷一馬さんの「江戸吉原図聚」まで引っ張り出して、読んで行ったのに(笑)あわてて、収録後、中村ディレクターにメールして、「吉原の件、カットしてください」と。

改めて、今回の候補作は【第148回芥川賞候補作品】小野正嗣「獅子渡り鼻」(群像2012年11月号)▽北野道夫「関東平野」(文学界9月号)▽黒田夏子「abさんご」(早稲田文学5号)▽高尾長良「肉骨茶」(新潮11月号)▽舞城王太郎「美味しいシャワーヘッド」(新潮8月号)

直木賞朝井リョウ「何者」(新潮社)▽安部龍太郎等伯」(日本経済新聞出版社)▽有川浩空飛ぶ広報室」(幻冬舎)▽伊東潤「国を蹴った男」(講談社)▽志川節子「春はそこまで 風待ち小路の人々」(文芸春秋)▽西加奈子「ふくわらい」(朝日新聞出版)

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