ボクも小学生の時、アマチュア無線がやりたかった・・・

 

先日、茶店で隣の席にすわったおばあちゃん2名。
片方が一方的に夫の愚痴を言っている。
「ほんと棚の上の物ひとつ取れないんだからあの人は」
「そうなの」
「ま、いんだけどさ。しかし、暇さえあれば病院通いだからあの人」
「そりゃ大変だね〜」
「ま、いんだけどさ。あの人、毎日、部屋に閉じこもってハムやってだよ」
「ハム?」
アマチュア無線
「あああ 大変だね」
「ま、いんだけどさ・・・」

<ハム>
ボクも小学生の時、アマチュア無線がやりたかった。
雑誌で見たあの機材が目の前に置いてある空間が少年の心を鷲掴みにした。
世界中の人々と交信できるなんて夢があった。
しかし、そんな個室をボクは持っていなかった。
有名人の第一人者は俳優であり、ボクにモノマネに目覚めさせてくれた藤村有弘さんだった。
「ドチャメンコ コチャメンコ・・・」藤村さんのデタラメなスペイン語はすぐ真似できた。
(もちろん、藤村さんの外国語モノマネはタモリさんよりずっと先だ)但し、ボクの場合、デタラメなロシア語もできる。なぜなら、北海道出身なのでラジオを聴いているとロシア語の放送が電波で入ってくるので聴き慣れているからだ。
右の写真の藤村有弘さんの伊豆・石廊崎の別荘にはコリンズのKWM-2AやドレークのR-4Cといった高級機と、タワー上にTH6DXXなどが装備されていた