携帯オヤジ

ゴルフの打ちっぱなしにたまに行きます。
横並びで打つわけですが、いい歳したオヤジさんたちが、携帯音で練習を止め、しょっちゅう、携帯電話で誰かと話しています。別に仕事の話でもないみたいで、
このような光景が日常にあります
子供だけが携帯電話に毒されているのではない証拠です
これって結構、ヤバいと感じました。
日本のオヤジさえ、ひとつのことに集中できないのです

先日、ITに詳しいジャーナリストの佐々木俊尚さんと食事をした際、携帯小説アメリカ、韓国とかにない文化であることをお聞きしました
佐々木さんは今度、携帯小説家に関するご本を出すのです。
極めて、携帯小説は日本的な特殊な文化なのだそうです
韓国の若者は用があれば、すぐ携帯で電話するそうです
確かに、アメリカ映画にも携帯メールのシーンって見たことがありません
ちなみに携帯小説のベストセラー作家とは地方都市に住むゴクフツーの主婦。ベストセラーを出し、年収4000万円も入っても、決して、パートを止めない。家族もパート仲間も彼女が携帯小説を書いていることを知らないというケースもあるそうです。もちろん、小説は携帯電話で書く。芥川賞直木賞の存在も知らない。(芥川賞直木賞作家は何故、携帯小説を書かないのか?それは書けないのだそうです。携帯小説はリアルな今風な会話が肝。ストーリーは陳腐でも、会話だけはリアル。そこに読者は共感するとか)
何かゾクっとするような事実です
このあたりの詳しいことは今後出版される佐々木さんのご本で読んでもらうといいと思います