ロックの産まれる住環境




今、ちょっと話題になっているミュージシャン布袋 寅泰さん。
この人のギターソロはちょっと、ぶっ飛んでいて世界レベルだと思っています。
さて、布袋 寅泰さんが対談で話していたが、日本の住宅事情では自宅でドラム叩けないからなかなかいいドラマーが育たないと。
  それはVOCALも同じことである。
張って歌えない。(オペラ歌手なんて、なおのこと)
 デカイ音を出せるか否か?音楽と住宅環境というのは、相当、因果関係がありそうだ。
声量のあるソウル、ヘビーメタルなどの優れた歌手が日本では出にくい環境だといえる
 この点、コンピューターミュージックをやっている人は海外との差はなさそうである
 ガレージバンドという言葉があるが、ガレージで音を出せるというのはアメリカの広い住環境から産まれた音楽環境。
 いろいろ日本のロック系のミュージシャンのインタビュー記事を読むと、「友達に金持ちの子がいて、その家の物置、倉庫、お寺、蔵」で練習したというのが結構、多い。パトロンとまで言わないが、練習環境提供者がそばに誰かいると、幸いである
達郎さんのお友達にもそういう人がいて、よく、その家でハモりの練習などしたと書いてあった。確か、並木さんという方で、お坊ちゃまで、レコードも相当持っていた。
 こんな条件が幸運にもないと、なかなか、バンドは育たないし、ロックは産まれない。


「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」

山下達郎が19才の時(1972年)に
友人たちの並木さんと作った自主制作アルバムです。