小泉首相は松尾芭蕉

アフォリズムとは「物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。」
三島由紀夫の文学はこの天才でした。
最近の日本の政治家の資質にこのアフォリズムの表現能力があります。
田中康夫さん、石原慎太郎さんはともに小説家です
東国原知事は芸人であったことを考えると、「ネタを創る 物書き」でした。
この三人に共通する文学性です
難渋なことを市民にわかりやすく、巧みな「言葉」で比喩して、表現する。
ちょっと、皮肉な言い方をすれば、極小の言葉で言い切る小泉さんは歌人俳人でありました。
 文学の資質(芸術的)がこれからの政治家には問われるような気がします。
市民を扇動する言葉の力を持った人が望まれています。ドゴール政権下で文相だった作家アンドレマルローがかつて、そうでした。また、悪い例ですと、ヒットラーも。ヒットラーは歌手です。演説を歌う歌手でした。
 公約を並べるのではなく、公約をどう文学的に芸術的に表現できるか。市民が心揺さぶられないと、休日に投票所まで行く気になりません。