「圭子八十歳の腹づつみ」

内海桂子師匠、97歳大往生 夫らに見送られ旅立ち…芸歴81年「桂子・好江」で女流漫才の草分け

スポニチ

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虫の知らせがずっと寝かしていた「圭子八十歳の腹づつみ」を読んでいました。

小学校三年で中退。13歳で芸者修行(親がお披露目のお金を置屋から受け取らなかったので、芸者にならずに済みました。)

チンドン屋さんに親に黙って加入し、ドサまわり。

結局、1ヶ月経って親に引き戻されます。

2.26事件の兵士を目撃しています。

事件に参加していた兵士の一人に先代の柳家小さん師匠がいました。

とにかく、圭子師匠は一人で舞台に立っても、坐持ちのする芸人さんでした。

その舞台度胸のすごさには感心した経験があります。

壮絶なのは芸に対する厳しさ。

後輩の好江さんを追い込んで追い込んで、好江さんは自殺未遂をおかします。

好江さんとは一瞬、ボクは仕事上、個人的関係がありました。

着物がお似合いになる、粋で涙もろい、弟子思いの方でした。

元祖お笑い女性芸人のはしりと言ってもいいお二人が

いなくなりました。

共通しているのはお二人とも芸人としての色気がありました。