少子高齢化がエッセイ本の世界でも、高齢化作家花盛りだ



少子高齢化がエッセイ本の世界でも、高齢化作家花盛りだ
特に現在、89歳の五木寛之さんはここ20年は自分の高齢化をネタに「『他力 大乱世を生きる一〇〇のヒント』のあたりから、『不安の力』「下山の思想」「天命』と、高齢になった肉体を逆手にとって、次々と高齢ビジネスの書をよくまあネタが付きないなあと思うほど、本にしていく。
五木さんは手も髪の毛も何十年も洗わない生活をしてきた(なのに、女性にモテるのは何故なのか?)
それが最近、洗うようになったそうだ。
そして、朝の7時まで仕事をして、午後に目覚めるという健康に悪い生活をやっと改め、夜早く寝て、朝早く起きる習慣にやっと変わったという。
女性では99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんと、男女高齢エッセイの双璧であろう。
しかし、これらの作家の共通点は老いても健康であるという大前提である。
この大前提をクリアするのが稀なことなのである。