「世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! 」 ブリギッテ・シテーガ (著)

「世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! 」

ブリギッテ・シテーガ (著)

子供の頃から自慢ではないが、運動神経と反射神経はピカイチでしたが、体力がなく、虚弱体質でした。

短距離は同学年一早いのに、長距離はビリで、体育の先生から「あなたは怠けている」と疑われました。

中学の頃は、授業は4時間もたず、三時間目が終わると、保健室のベットで、寝かせてもらい6時間目が終わると、自分が主将の野球部の練習に参加。野球部は市内で準優勝するほど、強いチームでした。帰宅して、夕飯食べると、19時から21時まで爆睡。

とにかく、睡眠をむさぼっていました。

今でも電車に乗ると、まずは座席を確保。

最初のうち、本を読んでいますが、途中から寝始めます。

不思議なのはちょうど、降りる駅の直前に目が覚めます。(ちゃんと降りる駅で目覚める人って多いでしょ?)

振り返ると、自分の人生のほとんど、寝て過ごしていたというもったいない人生です

電車で寝ているのは世界の人から見て、奇妙な光景だとよく言われますね

著者はケンブリッジ大学文化人類学者で「日本の居眠り」を研究した人です。

本書がドイツで出版されると、多くの番組に呼ばれ、マスコミの寵児になります

インスパイアした建築家が「inemuri space」を作り、音楽グループがCDを発売します。

本書は日本の睡眠文化の夜這いの風習や不定時法(夜明けの始まりと日暮れの終わりを基準として昼夜を別々に等分する時法。季節や緯度・経度によって1時間(刻)の長さが昼夜で異なる。日本では室町時代後半から江戸時代まで用いられた。)まで遡り。昭和30年代から現在までをインタビュー

調査している。

ちなみに、ボクは病院でMRIで脳の検査(いつも異常なし)をする時、あのガンガンガンという鉄骨音を子守唄替わりに熟睡しています。