ポンパドウルが出版「パンの本」

古本屋で掘り出し物。
横浜元町に本社があるパン屋さんのポンパドウルの「パンの本」


。出版元もポンパドウル
パンを食べたような気になるので、この本は時々、読み返します。
 いろんなパン屋さんのフランスパンを食べ比べましたが、ポンパドウルフォーションのパンが好み。
 この本によると、ポンパドウルの由来はフランスに18世紀にいた美食家ポンパドール夫人。(100パターンぐらい店名を考えて、高貴な名前がいいというのでナポレオンという店名もその中には入っていた)
 彼女はフランスで初めて、本格的なパンを焼いた人。
 ポンパドウル店は最初、2人のパン職人をフランスから呼び寄せて徹底的に日本人のパン職人(一流ホテルやレストランの経験者)に教え込む。
 昭和44年元町で開店。
 ポンパドウルの赤い袋のデザインは中尾栄一さん。試作品を女性たちにモニターをさせると赤い袋が支持を得た。
 当時、食品袋に赤い袋はご法度だった。
 一番最後のページにポンパドウルの福利厚生がきちんと書いてあったのが出版元もポンパドウルならでは。