「桂歌丸 まだ 生きています」

三遊亭円楽さんが毎年、主催している博多天神落語会の円楽さんのマクラのツカミに、
 


と切り出し、場内が爆笑したのは数年前でしたでしょうか?
 博多天神落語会の収録番組で博多に行っていた僕はそのツカミが好きで、自分がプロデュースしている会でもことある毎に、ちゃっかり、このツカミを流用させていただきました
  もちろん この円楽さんのつかみは、円楽さん流の歌丸さんへのエールです 
  なんと言っても、円楽さんは生前のうちに歌丸さんに国民栄誉賞を与えようという運動を真剣にやっていた方ですから。
 桂歌丸師匠は国民的落語家であり、国民的テレビスターでした。
 亡くなったような気が未だにしません。
 ご挨拶程度のお付き合いで、目線が合えば、車椅子に乗りながらも、どこのどいつともわからないボクに向かって深々といつもお辞儀をする方でした。
 ボクは大したお付き合いができなかったにも関わらず、親戚のおじさんでもないのに、親戚のおじさんのような気持ちにさせる方でした。
  歌丸師匠は亡くなったのは事実ですが、認めたくない。生きているような気が今もします。
  何より、「桂歌丸 まだ 生きています」という鉄壁のツカミをもう、使えなくなった悲しみがふつふつと湧いてきます