エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史

編集の田淵浩久さんからいただいた田中雄二著の「

」(DU BOOKS)が明日、5/1に発売される。

ボクが企画司会のラジカントロプス2.0(ラジオ日本)に田中くんには出演していただき、BGM音楽の歴史を語ってもらったことがあった。

それはこの本が出来上がるずっと以前に、著者の田中雄二くん宅のレコードをボクがガサ入れしていたら、アメリカのラジオのBGMのオムニバスアルバムを

発見!それで、この特集をラジオでやろうと!提案し実現した。

相当、マニアックな番組だったが、ラジオ日本の番組審議員の脚本家の山田太一さんや市川森一さんにお褒めの言葉をいただいことがとても

うれしかった。

ボクにとっての最良のBGMはジャッキーグリースン楽団一筋なのであるが、街中で、本当に日本ほど、

BGM音楽が流れている国はないのではないかしら?

「海外で生まれたBGMビジネスが、
日本にどのように持ち込まれ普及していったのか――。
その歴史をビジネス界のトレンド、ハードウエア史、著作権の変遷など、
さまざまな視点を絡めながら、今日に至るヒストリーを振り返る。

BGMとは?
バックグラウンド・ミュージックの略称。
アメリカにおいて「ミューザック」、「エレベーター・ミュージック」と呼ばれていた公共空間への音楽配信サービスを、
東洋音楽放送がこう名付けてセールスしたことから日本で定着。
アメリカでは使われないが、ヨーロッパは日本と同じBGMで通じる。

アスリートたちが愛聴している定番BGMリスト、
SNS等で話題の西友ストアのBGMについて、
さらに、日本初のBGM年表も掲載!」

著者について

田中雄二
週刊誌副編集長、書籍編集者を経て、現在は広告制作会社の映像プロデューサー。
大野松雄TM NETWORKドキュメンタリーなどの構成のほか、『電子音楽 in JAPAN』、『電子音楽 in the (lost)world』、『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』、
『吹替洋画事典』、『昭和のテレビ童謡クロニクル』、『AKBとニッポンのロック』などの執筆業も。
CD復刻プロデュースほか、細野晴臣坂本龍一冨田勲追悼公演のパンフレットをはじめとする、オフィシャル出版物などにも寄稿している。

表紙の高橋力さんのデザインも大注目!インパクトあるなあ