田岡組長と宮崎駿

昨夜は新橋で仕事の打ち合わせ。
この本は軽く読むのに、もってこいの本。よく利用する新橋駅周辺のことが書いてある。
あの魔界のようなニュー新橋ビルとは?
銀座あたりで靴を買いそうな俳優岸部一徳さんがニュー新橋ビルの靴屋で靴を買っている光景を見たことがある。
中国人女性の客引きマッサージの店があったり・・・
驚いたのが、スタジオジブリと「新橋」の関係は意外にも深い。
徳間書店が1961年から新橋に居を構える。
徳間書店のアサヒ芸能の元記者がスタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんであることは有名な話。
徳間でアニメージュの仕事をやりだす鈴木さんは宮崎駿さんと関係を持ち、国民の友?スタジオジブリができ、徳間とジブリの蜜月が続く。
徳間書店の実話雑誌のアサヒ芸能はご存知、ヤクザ雑誌。新橋の徳間書店

と関係性を持つのである。
徳間の社長徳間康快は青年の頃、真善美社の専務に招かれ、埴谷雄高の「死霊」を刊行したという奥深いエピソード。
また、読んでるうちに、ボクの友達のドワンゴの吉川圭三さんが手塚治虫のキャラクターのヒョウタンツギのように
ひょっこり、登場する。この人、人と人をつなぐ。やっぱり業界のフィクサー的存在であるw