平成浮世床

6代目三遊亭圓生の18番に「浮世床」という落語があります。

床屋さんはその昔、社交場で噂話や政談をする場でありました。
床屋さんにはもう行きませんが、美容院で髪を切ってくださっている美容師さんと
よく雑談をします。
 大抵の話題は、一方的な美容業界へこちらかの設問なんですが。
 統計を取ったわけではないので、あくまで、自分が通っている美容院の方だけの
情報ですが、最近はタレントや俳優の◯◯さん風にお願いしますというオファーはあまりないそうで、IPHONEでヘアカタログを見せて、指定されることが多いそうです。もちろん、その方が美容師さんとしても間違いがないので助かるそうです。
 男性サラリーマンの多くはソフトモヒカンという指定が多くを占めているそうで、七三に分けないとサラリーマンの証にならなかった時代から比べたら、モヒカンが許される現在はOther times, other manners.(別に英語にすることはないか?)
 ただし、最近の小学生の女の子だけは「広瀬すず」を指定してくる女の子が多いとか。
 10年くらい前に、とある都内の美容院で、中年のおじさんはどんなオファーが多いのですかという質問に「佐藤浩市」が圧倒的に多いと言われ、実際、至近距離で佐藤浩市さんを目の当たりしたことのあるボクとしてはなんて高望みしている中高年は多いもんだと、大笑いしたことがありました。
 

※ちなみに先日、佐藤浩市さん主演の「LEADERS 2」(TBS)を見ました
これ、外国人に受けるのでは?と、思いました
早い舞台展開で、至る所に大見得を切るこの演出は歌舞伎だと思いました!
映像なのですが、演出は極めて、大舞台の意図的な日本独自の演出なのかもしれない!と。
※ロケハンで見つけてきた田舎の風景が美しかった