吉岡正晴のラジカントロプス2.0クインシージョーンズ生誕79歳

マイケルジャクソンがオフザウオール以来、洗練されたサウンドを勝ち得たのにはクインシーンジョーンズの存在無くして語れない。僕が「夜の大走査線」のサウンドトラック以来、最も敬愛するプロデューサー作曲家編曲家であるクインシー。書きたいことは山ほどあるが、今回はひとつだけ。例えば、2000年のアルバム、クインシーが敬愛するカウントベイシーに捧げた「Basie and Beyond」に編曲家Sammy Nestico Orchestraをあえて起用した。この人ほど人の適正を理解し、配置する人はいない。自分自身が名うてのアレンジャーなのにあえて、力のあるアレンジャーを起用する力量だ。
 今回はマイケル、クインシージョーンズなど特にコンテポラリーなブラックミュージックに精通している音楽評論家の吉岡正晴さんをゲストに「クインシージョーンズ生誕79歳記念前半戦

」(3月14日が誕生日)をラジカントロプス2.0(ラジオ日本)で3月11日深夜24時から25時にやります
http://bit.ly/5eXlgR 曲はオンエアでしか流れないので是非リアルタイムで聞いてください
podcast やインターネットでトークの部分のノーカット版は3月14日頃からまるまる再び流れます
そのクインシージョーンズ山脈はあまりに大きいので今回は前半戦クインシーがマイケルと仕事をする以前の話です。マイケルと出逢ってからの後半戦は再び、吉岡正晴さんをお呼びして、日をおいてまたやります
 歯医者のボンボンのマイルスデイビスと違って、幼い頃、ねずみを取って食べていた極貧の家庭、精神的病いに苦しむ母、まるでド演歌でも作りそうな環境で育ったクインシー。それが何故、世界一洗練されたアダルトな音楽を作り得たのか?不思議です
http://www.youtube.com/watch?v=KW30G7VfXX0&feature=related