テディライリーのマイケルジャクソン追悼

 マイケルジャクソンのクインシージョーンズに替わっての、次の重要なプロデューサーのguyのメンバーのテディライリー。
前回、メンバーのアーロン・ホールが家族のことで、ドタキャンのトラブルがあり、来日中止になったが、今回はちゃんと、来てくれた。場所は六本木のビルボード
 なんたって、地震があったので、また、アーロンが帰ってしまわないかと恐れていたが、ちゃんと
100%全開のステージ。細身の体でアーロンの良く通る声、ヴォコーダーでキーボードを弾く時の
テディはまるでブルースギターリストの泣きのフレーズを弾くときみたいに顔まで泣きが入ってそれが、ヴォコーダーを通して、六本木を濡らしていた。
 マイケルジャクソンの曲もやったりして、テディも追悼の意を表した。
 そういえば、スリラーかオフザウオールで坂本龍一さんの作曲した「ビハインドザマスク」が入る予定だったが、クインシーが出版権を全部渡せと言ったので、坂本さんは断ったそうだ。承諾していたら、別荘が5個は世界中に建てられたのにと雑誌に書いてあった。あとになって僕の作曲した曲もかつてアレンジしてくれたクインシーのキーボードのグレッグ・フィリンゲンがカバーしていた。
 マイケルジャクソンの追悼の騒ぎの時、「マイケル・ジャクソン観察日誌」の翻訳もなさった

音楽評論家の吉岡正晴さんと湯川れい子さんのコメントがほとんど日本のメディアでは取材されていないのは片手落ちな気がした。